サーフィン初心者は絶対見て!リーシュコードの選び方と正しい付け方の解説
こんにちは、ビーチアクセス編集部です。
サーフィンにはサーフボードとカラダを繋ぐ安全帯のようなものがあります。この安全帯をリーシュコードと呼びます。
本記事はサーフィンに使うリーシュコードをサーフボードに取り付ける方法と、リーシュコードの正しい選び方について、初心者さんに分かりやすく解説していきます。
1.サーフィンのリーシュコードの付け方と選び方について
サーフィンを楽しむ時に忘れてはならないアイテムがリーシュコードです。
しかし、リーシュコードの全てを理解し、適切に使いこなしていますか?
この記事ではサーフィンの楽しさを最大限に活かせるよう、リーシュコードの正しいつけ方や自分に合った選び方を詳しくご紹介します。
2.リーシュコードとは
リーシュコードとは、サーフボードとサーファーをつなぐためのコードのことを指します。
一般的にはポリウレタン製の伸縮性のあるコードと、接続部にはベルクロテープを使用したストラップが付いています。
その両端を、一方はサーフボードの尾部、もう一方は自分の足首に取り付け、サーフボードが波に流されるのを防ぐ役割を持っています。
初心者から上級者まで、サーファーにとってリーシュコードは、海でのサーフィンの安全性を確保する上で大変重要なアイテムと言えるでしょう。
そして、リーシュコードは単にサーフボードを自身につなぐというだけでなく、様々な機能や役割を持っています。
2_1.リーシュコードの重要性
リーシュコードが必要とされる理由は大きく分けて二つあります。
第一に、サーフボードから転落した時に流されてしまうのを防ぐため、そしてもう一つは他のサーファーへの配慮です。
大きな波に乗り、落下した時にはリーシュコードがない場合、ボードは海に流されてしまい、再びボードに乗るまでに時間がかかってしまいます。
この時間が長ければ長いほど、自身の体力を消耗するばかりか、状況によっては命の危険すらあります。
また、ボードが自由に海を漂えば他のサーファーへの危険となります。自身がコントロールできないボードへ他のサーファーが衝突すれば、怪我をする可能性があります。
こういった理由からも、リーシュコードの重要性は高いです。
リーシュコードは、適切に選び、正しく使うことで、自分自身の安全だけでなく、他のサーファーへの配慮にもなります。
それは、サーフィンを楽しむための敬意ともいえるのではないでしょうか。
2_2.リーシュコード スウィーベルとは
サーフィンのリーシュコードについて語るとき、スウィーベルについて無視することはできません。
このスウィーベルとは、リーシュコードがクルクルと巻きつくことを防ぎながら、サーファーの行動に自由な動きを保つための部分です。
つまり、サーファーが自由に動き、ボードをコントロールするおそれなくリーシュコードが自発的に回転できる機能を有しています。
スウィーベルは、リーシュコードの両端、すなわちサーファーの足元とサーフボードの付け根に置かれ、二つの部分が自由に動くことを可能にします。
これにより、急な動きや激しい波、長時間の使用による摩擦などからリーシュコードを守り、寿命を延ばす役割も果たします。
2_3.リーシュコード アンクルカフとは
アンクルカフとは文字通り、リーシュコードをサーファーの足首に固定するためのカフスのことです。
この部分が直接肌に触れるため、快適さとフィット感が非常に重要になります。 素材には、肌に優しいように柔らかいネオプレンや、強い耐久性と快適さを提供するEVA(エチレン・ビニル・アセテート)が利用されています。
アンクルカフの固定方法としては、ベルクロテープまたは留め具が使用されます。
2_4.リーシュコード ウレタンコードとは
リーシュコードの主体部分を形成するウレタンコードですが、これは伸縮性と強度を兼ね備えた素材です。
ウレタンコードはしなやかさと強度を提供し、ボードが離れてしまうのを防ぐだけでなく、サーファーのフットワークを邪魔することなく、適度な長さを保つ機能を果たします。
また、長時間直射日光や海水などの厳しい環境下でも性能を発揮し、耐久性を保証します。リーシュコード全体の中で最もストレスを受けやすく、耐久性が求められる場所です。
2_5.リーシュコード ベルクロテープとは
サーフィンのリーシュコードに欠かせない部分として、ベルクロテープがあります。
実際、これはアンクルカフを固定するためのもので、リーシュコードをサーファーの足首にしっかりと固定する役割を担っています。
ベルクロテープは、その粘着力と利便性から選ばれます。ただしこの部分も摩擦や塩分によって劣化しやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。
2_6.リーシュコード 長さの単位は?6ftや7ftとは?
リーシュコードの長さは、通常フィート(ft)で表されます。初心者の方がよく疑問に思う「6ftや7ftとは何を意味するの?」という疑問にお答えします。
この数字が指すのはリーシュコードの長さです。例えば、6ftとは約183cm、7ftとは約213cmを意味します。
これはボードの長さに合わせ、適切な長さを選ぶための基準とされます。例えば、ボードが7ftならリーシュコードも7ftが適切とされます。
2_7.リーシュコード 太さとは
リーシュコードの太さというのは、その強度と取り扱いやすさを左右します。
太さが大きいほどリーシュコードの強度は増し、大波でもボードが離れることなく保持できます。
しかし、逆に太すぎると取り扱いが難しくなります。 そのため、リーシュコードの太さはサーフィンをする環境や自分自身の技術レベルに合わせて選ぶ必要があります。
初心者の方々は太さのあるリーシュコードを選ぶと、安全にサーフィンを楽しむことができるでしょう。
2_8.リーシュプラグとは
リーシュプラグとは、リーシュストリング(ボードとリーシュを繋ぐ紐)を取り付ける部分です。
この部分にリーシュストリングを結ぶことで、サーファーとサーフボードを繋ぐリーシュコードを使うことができます。
2_9.リーシュストリングとは
最後にリーシュストリングについて説明いたします。リーシュストリングは、リーシュコードをサーフボードに固定するための紐です。
サーフボードのテール部分のリーシュプラグに、リーシュストリングを結ぶことでリーシュコードと繋ぐことができます。
リーシュストリングは、リーシュロックと呼ばれることもあります。
以上、各パーツの名称の詳細や役割を説明しました。この理解をもとに、適切なメンテナンスを行い、リーシュコードを長持ちさせることが重要です。
そして何より、適切なリーシュコードを選ぶことで、安全なサーフィンが可能となります。
2_10.リーシュコードの機能と役割
リーシュコードの最も基本の機能と役割は、波に乗っている最中にもしサーフボードから落ちてしまっても、ボードが離れていかないようにするということです。
これによりボードはあなたのすぐ近くにとどまり、すぐに再びボードに乗ることが可能になります。
そしてこれは、泳力があまりない方や、遠くまで流されることなく素早くボードに戻りたいと考える方にとっては、特に重要な機能といえます。
さらにリーシュコードが果たすもう一つの重要な役割は、ボードが他のサーファーにぶつかる事故を未然に防ぐことです。
サーフィンの際には、自身だけでなく他のサーファーにも注意を払いながら波に乗ることが求められます。
リーシュコードがあることでボードが勢いよく流されて他のサーファーにぶつかるという事故を防ぐことができます。
リーシュコードの選び方については、自分の体力や泳ぎの技量を考えた上でサーフボードの種類やサーフボードのサイズに合わせることが基本となります。
また、リーシュコードの取り付け方も忘れてはなりません。
正しくない取り付け方をしてしまうと、せっかく選んだリーシュコードも性能を発揮できません。
ベルクロのストラップなどを最大限に利用し、足首にしっかりと固定します。
但し、あまりにも固定が強すぎてしまうと足首に負担がかかるので、程よい強さで固定することが大切です。
リーシュコードはサーフィンを楽しむために必要不可欠なアイテムのひとつであり、選び方やつけ方を理解し、正しく適用することで、より安全に、そしてより楽しくサーフィンに取り組むことができます。
3.リーシュコードの選び方
サーファーにとってリーシュコードは必須のアイテムと言えます。ボードと自身をつなぎ止める役割があり、安全性や操作性に強く関係しています。本記事では、その選び方について詳しくご案内します。
3_1.リーシュコードのサイズ選び
リーシュコードを選ぶ際には、まずサイズを考慮する必要があります。ボードの長さにより適切なリーシュコードの長さが変わります。
通常、ボードの長さよりもリーシュコードの方がわずかに長いサイズを選ぶとよいです。
7ftのサーフボードなら7ftのリーシュコードを選ぶのがオススメです。7ftのサーフボードに6ftのリーシュコードを付けると引っ掛かりやすくなります。
7ftに対して8ftのリーシュコードは長すぎるため引っかかることは少ないですが、単純に邪魔になってしまいます。
あくまでボードの長さに見合ったサイズを選ぶのが肝心です。
リーシュコードの素材について
リーシュコードの素材も非常に大切です。故障や破損を防ぐ意味からも、耐久性や強度の高い素材を選ぶべきです。
主に使用される素材は、PU(ポリウレタン)となり、この素材は耐摩耗性や伸縮性に優れており、長時間の使用や強い負荷にも耐え得る特性があります。
また、リーシュコードには太さがあり、これも素材同様に重要です。
太いリーシュコードは耐久性がありますが、あまりにも太すぎると重くなるためパドリング時に負担となります。
そのため、必要な強度を確保しつつも、自分のパドリングスタイルや力量に応じて、適切な太さを選ぶことが重要となります。
一般サーファーのサーフィン環境であれば6mm〜7mmの太さがオススメです。
3_2.リーシュコードの種類と特性
リーシュコードは大きく分けて、ストレート型とコイル型の2種類があります。ストレート型は最も一般的なタイプで、全長が伸縮せずに一定です。
一方のコイル型は、名前の通りコイル状になっており、力を加えると伸び、力を抜くと元の長さに戻る特性があります。
ストレート型は安定感があり、特にビッグウェーブでの使用に向いています。しかし、あまりにも長いと足元に絡まるリスクがあるため、その辺りは注意が必要です。
一方のコイル型は、伸縮する特性から足元に絡まりにくく、特にロングボードやSUP(スタンドアップパドルボード)での使用に適しています。
ただし、伸縮性があるため、ボードを手放した時に強烈な反動がある点は把握しておくべきです。
3_3.リーシュコードの価格と品質
リーシュコードの価格はその品質と密接な関連があります。
通常、価格が高ければ高いほど品質も良いものです。
しかし、必ずしも高価なものが自分に合うとは限りません。
ここでも自分のサーフィンスタイルや、使用するボード、体力等を考慮に入れて選ぶことが大切です。
また、安全性も考慮に入れるべきで、その中で価格と品質のバランスを見つけることが理想的な選び方となります。
3_4.ビーチアクセスのプレミアムライトリーシュの特徴
ビーチアクセスのプレミアムライトリーシュは、軽く快適なリーシュを追求し、特別に開発された素材を使用しています。プレミアムライトリーシュは、最新の技術革新と信頼性の高い素材を採用しています。
この太さ7mmコードのリーシュは、ミディアムサイズの波に適しており、オールラウンドに幅広いコンディションに対応するのに最適です。1本のリーシュで十分だという方は、この太さ7mmのリーシュでカバーできます。
4.リーシュコードの正しい付け方
サーフィンやボディボードなど、海のアクティビティに欠かせないリーシュコード。
しかし、正しい付け方を知らないと安全に楽しむことができないばかりか、危険を伴う場合もあります。
そこで、この記事ではリーシュコードの取り付け位置、正しい付け方の手順、注意点とコツ、そしてリーシュコードの取り扱いとメンテナンスについて具体的に解説します。
4_1.リーシュコードの取り付け位置
リーシュコードは足首に取り付けるものですが、左足か右足か、サーファーのスタンスによって付ける位置が違います。
一般的には、サーフィンの場合は後ろ足に、ボディボードの場合は慣れた手の側の足首に取り付けます。
すなわち、レギュラースタンス(左足前)のサーファーは右足に、グーフィースタンス(右足前)のサーファーは左足に取り付けます。
さらに、リーシュコードはボードの後ろ、テール部分に取り付けられる専用の部分、いわゆる「リーシュプラグ」に結びつけます。
取り付け位置が適切でないとボードとの連絡が切れた際に、リーシュコードが絡まる恐れがあるため、正しい位置に取り付けることが重要です。
4_2.リーシュコードの付け方の手順
- リーシュプラグにストリングを付ける
- リーシュコードとストリングを結ぶ
- リーシュコードのアンクルカフを後ろ足の足首に固定する
上記の手順でリーシュコードを付けていきましょう。
取り付け終了後には、リーシュコードが正しく取り付けられているか確認します。足首とボードの間で絡まないよう、リーシュコードが自然にまっすぐ伸びていることをチェックしてください。
4_3.注意点とコツ
- リーシュストリングは2重ループになっているか
- リーシュコードは絡まっていないか
- リーシュコードは後ろ足の斜め後ろにコードが伸びているか
上記の注意点を意識して毎回チェックするようにしてください。
このチェックをすることにより、安全にリーシュコードを繋ぐことができます。
また新品のリーシュコードは製品によっては絡まりやすい状態で梱包されていることが多いです。そのため新品のリーシュコードはサーファー自身が絡みや縮みを修正するため引っ張ったり、天井に吊るしたりを行う必要がありました。
ビーチアクセスのリーシュコードはその点を考慮して、新品の状態でも、すぐにサーフィンに使えるよう絡まりにくい状態で梱包されるように工夫しています。
4_4.リーシュコードの取り扱いとメンテナンス
リーシュコードの持ちを良くするためにもメンテナンスは必要です。
使用後は必ず砂や海水をきれいに洗い流し、風通しの良い場所で陰干しします。直射日光や高温はリーシュコードの劣化を早めるため避けてください。
また、定期的にリーシュコードの裂けや劣化をチェックし、必要であれば新しいものに替えましょう。
大切なことは、リーシュコードは自身の安全を確保するためのものであり、そのメンテナンスを怠ると事故につながる可能性があるという認識です。
リーシュコードの正しい取り扱いとメンテナンスを心掛け、安全に海を楽しみましょう。
5.リーシュコードのトラブルと解決策
リーシュコードは使用中に様々なトラブルが起こることもあります。
その対策は知っておきたいところです。
ここでは、リーシュコードが切れたとき、絡まったとき、足に巻きついたときの対処法について紹介します。
さらに、予備のリーシュコードの必要性や交換についての周期も合わせてご説明します。
5_1.リーシュコードが切れた場合の対処法
リーシュコードが切れたらどうすればいいのでしょうか?重要なのは冷静に行動することです。
パニックにならないように心がけましょう。 まず、リーシュコードが切れる原因について把握しておくことが大切です。
それは長年の使用による摩耗や、強い衝撃、擦れによって破損することが多いです。
細いリーシュコードは摩擦から亀裂が入り、時間が経つにつれてその亀裂が大きくなることもあります。
サーフィンで使うリーシュコードは海水や紫外線で劣化するため、年に一度は買い換えるのがオススメです。
5_2.リーシュコードが絡まった場合の対処法
リーシュコードが絡まった時は、すぐに取り外し、それをほどくことを試みましょう。
リーシュコードが絡まる原因としては、コードの長さに見合った取り扱いが行われていない場合です。
間違った保存方法や荒っぽい扱いが、コードの絡みを引き起こすこともあります。
リーシュコードを使用しないときは、コードの癖がつかない程度に丸めて保管するようにしましょう。
乾燥した場所に保管しましょう。 また絡み解消法としては、まず絡んでいる部分を見つけます。
コードがねじれて絡んでいることが多いので、そのねじれを逆に巻くことで解消できることがあります。
強引に引っ張り解こうとせず、コードを優しく広げながら絡んでいる部分をほどきます。なお、絡みがひどくて解けない場合は専門の方に頼むのも一つです。
5_3.リーシュコードは海底のリーフに引っかかった時の対処法
もし海水のリーフに引っかかった場合は、慌てずにリーシュコードのベルクロ部分を外して対処してください。
沖縄のようなリーフブレイクではリーシュコードが海底のリーフに引っかかることはよくあります。
5_4.リーシュコードが足に巻きついた場合の対処法
リーシュコードが足に巻きつく事態は、怪我につながる危険性があるため、最善の注意を払って適切に対応する必要があります。
まずは、どのような状況でも冷静さを失わないことが大切です。リーシュコードが足に巻きついた際に、パニックに陥ると足元が不安定になり、転倒したり、怪我をしたりする可能性があります。
そのため、リーシュコードが足に巻きついてしまったら、まずは安全な場所に移動し、足元を安定させることが先決です。
次に、足に巻きついたリーシュコードをゆっくりと外すようにします。慌てずに、見極めて行動することが求められます。
足に巻きついたリーシュコードを無理やり引っ張ったりすると、足を痛めたり、さらにコードが絡みついたりする場合もあるので注意が必要です。
5_5.リーシュコードの予備と交換周期
リーシュコードのトラブルを防ぐためには、予備のリーシュコードの保有と定期的な交換が欠かせません。
この2つのポイントを抑えることで、リーシュコードを長持ちさせ、トラブルを予防することができます。
予備のリーシュコードを持っておくことは、突発的なトラブルに対応できる大切な処置です。リーシュコードが切れた場合や、絡まってしまった際には、すぐに交換ができると安心ですよね。
そのため、予備のリーシュコードは必ず持っておくことをオススメします。 そして、リーシュコードの交換周期についてですが、これには決まりがあります。
一般的には、リーシュコードの使用頻度や状態によりますが、少なくとも年に1回は交換することが推奨されています。
しかし、リーシュコードにダメージが見られる場合には、それよりも早いタイミングでの交換を検討してみてください。
具体的には海水を洗い流していなかったり、紫外線の当たる場所で保管している場合にはリーシュコードの劣化が加速度的に進みます。
6.サーフィン初心者のリーシュコード選びと付け方
サーフィンの世界に足を踏み入れると、私たちは自然と試行錯誤を繰り返すことになります。
その中にはボードの選び方や正しいポジショニングだけでなく、リーシュコードの選び方やその付け方も含まれています。
以下はリーシュコードの正しい選び方や結び方などを解説していきます。
6_1.初心者向けリーシュコードの選び方
ここでは、初心者にとって最適なリーシュコードの選び方について紹介します。 まず優先するべきは、リーシュコードの長さと太さです。
基本的には自分が使用するサーフボードの長さよりも一回り長いものをチョイスすべきです。例えば、8フィートのボードを使うのであれば、リーシュコードは8フィートかそれ以上を選んでください。
また、波の高さが大きい場合やパワーが強い場合は、より太いリーシュコードを選ぶと良いでしょう。
リーシュコードは太さや軽さなど、競技用、ビッグウェーブ用と分けられています。
多くの場合、競技者が使用しているという理由から、一般サーファーのアベレージサイズの波で競技者が使うリーシュコードを使うサーファーも多いです。
しかし、より軽さを求められる競技者用のリーシュコードは耐久性が低い場合もあります。
その場合は購入頻度を1年に1回ではなく、もう少し短い期間で買い替える必要があるでしょう。
ビーチアクセスのリーシュコードは、一般サーファーに最適な太さ、性能、長さを考慮して作られているので、サーフィン初心者に特にオススメです。
6_2.初心者向けリーシュコードの付け方
リーシュコードはただ付ければ良いものではありません。
正しく付けることで、怪我を防いだり、サーフィンのパフォーマンスを上げることが可能です。
そのためのリーシュコードの付け方を、以下に詳しい手順で説明します。 リーシュコードを付けるためには、ボードの後端にあるリーシュプラグに、リーシュストリング(紐)を通すところから始めます。
その紐を二つ折りにしてループを作り、そのループをリーシュプラグに通し、紐の端をループに通すことで固定します。
次にリーシュコードを取り付けます。
2重にループした輪を通すようにリーシュコードを取り付けてください。以下によくある失敗例もまとめておきます。
6_3.リーシュコード よくある失敗例
上記の写真のような結び方は、結び目にリーシュコードのテンションがかかってしまい、解けやすくなります。
またリーシュストリンガーとリーシュコードの距離が離れているため、波に飲まれた時に、このコード部分がテールに引っかかってしまい、サーフボードのテールを破損するリスクにも繋がります。
上記の写真のようにリーシュコードを結んでしまうサーフィン経験者も多いですが、解けやすい点と、サーフボードの破損に繋がるリスクがあることを理解しておきましょう。
7.まとめ
本記事では、サーフィンに欠かせない道具であるリーシュコードの重要性、機能、選び方、付け方について詳しく解説しました。
リーシュコードは自身とサーフボードの安全を守る大切な役割を担っています。適切なサイズと素材、特性を持つリーシュコードを選択し、信頼性のあるブランドに目を向けることが重要です。
価格と品質も視野に入れながら選ぶことで、より長い間安心して海上でのサーフィンを楽しむことができます。
適切な取り付け位置と正しい付け方、メンテナンス方法も理解しておくことで、リーシュコードはあなたの頼りになるパートナーとなります。
リーシュコードのトラブルは必ずしも予測できるものではありませんが、適切な知識と対策があれば、困難な状況でも冷静に対応することが可能です。
本記事では、なるべく分かりやすくリーシュコードの選び方と、サーフボードへの取り付け方を解説しました。
本記事が参考になれば幸いです。