この記事でわかること

  • リーシュコードの各パーツの名称と役割
  • 自分のボードに合うサイズ・太さ・種類の選び方
  • 正しい取り付け手順とよくある失敗例
  • トラブル時の対処法と交換タイミングの目安

リーシュコードは、サーフボードと足首をつなぐ安全装備です。転倒してもボードが流されず、自分と周囲の安全を守ります。選び方の基本はシンプルで、ボードと同じフィート数・太さ7mm前後が多くの環境に適しています。この記事では、各パーツの役割から選び方・正しい付け方・トラブル対処まで、Beach Access編集部がまとめて解説します。

リーシュコードとは

リーシュコード

リーシュコードとは、サーフボードとサーファーをつなぐコードです。ポリウレタン製の伸縮性あるコードと、足首に固定するストラップで構成されています。

一方の端をサーフボードのテール(後端)に、もう一方を足首に取り付けることで、波に流されてもボードが手元に残ります。サーフィンを始める前に、ウェットスーツと並んで用意しておきたい安全装備のひとつです。

リーシュコードが必要な理由は2つあります。

  • 自分の安全確保:転倒後にボードがすぐそばにあることで、疲労を減らし浮力を確保できます
  • 周囲への配慮:コントロールを失ったボードが他のサーファーにぶつかる事故を防ぎます

各パーツの名称と役割

リーシュコードは複数のパーツで構成されています。それぞれの役割を理解しておくと、選び方やトラブル対処がしやすくなります。

リーシュコードのスウィーベル部分

スウィーベル
リーシュコードがねじれて絡まることを防ぐ回転部品です。コードの両端にあり、サーファーが動くたびにコードがよじれるのを防ぎます。スウィーベルの品質がコードの使いやすさと寿命に大きく影響します。

リーシュコードのアンクルカフ部分

アンクルカフ
足首に直接触れるストラップ部分です。肌に優しいネオプレンやEVA素材が使われており、快適さとフィット感が重要です。ベルクロテープで固定します。

リーシュコードのウレタンコード部分

ウレタンコード
コード本体です。伸縮性と強度を兼ね備えており、ボードとサーファーをつなぐメイン部分です。リーシュコード全体のなかで最もストレスを受けやすく、劣化が起きやすい部位でもあります。

リーシュコードのベルクロテープ部分

ベルクロテープ
アンクルカフを足首に固定するテープです。摩擦や塩分で劣化しやすいため、定期的なチェックと清掃が必要です。

リーシュプラグ
ボードのテールに埋め込まれた受け口です。ここにリーシュストリングを結びつけることでコードを接続します。

リーシュコードのリーシュストリング部分

リーシュストリング(リーシュロック)
リーシュプラグとリーシュコードをつなぐ短い紐です。ここを正しく結ぶことが安全な使用の前提になります。

長さの単位について(ftとは)

リーシュコードの長さを示す画像

リーシュコードの長さはフィート(ft)で表記されます。1ft=約30cmです。

  • 6ft:約183cm
  • 7ft:約213cm
  • 8ft:約244cm
  • 9ft:約274cm

基本はボードの長さと同じフィート数を選びます。7ftのボードには7ftのリーシュコードが適しています。短すぎると引っかかりやすく、長すぎると邪魔になります。

リーシュコードの選び方

リーシュコード選び方の解説画像

リーシュコードを選ぶときは、サイズ・太さ・種類の3点を確認します。サーフィンに必要な道具一覧もあわせて参考にしてください。

サイズ(長さ)の選び方

ボードの長さと同じフィート数を基準に選びます。

  • 7ftのボード → 7ftのリーシュコード
  • 短すぎる(例:7ftボードに6ft)→ 引っかかりやすい
  • 長すぎる(例:7ftボードに9ft)→ 邪魔になりやすい

ソフトボード初心者向けサーフボードの多くは7〜9ftサイズです。ボードに合ったリーシュコードを選んでください。

太さの選び方

リーシュコードの太さを比較した画像

太さはコードの強度とパドリング(腕で水をかいてボードを進めること)への負担に関係します。

太さの目安

  • 6mm:軽量・競技用。耐久性はやや低め
  • 7mm:一般サーファーに最適。強度と軽さのバランスが良い
  • 8mm以上:ビッグウェーブ向け。重くなるため日常使用には不向き

日常的なサーフィン環境なら7mmが使いやすいです。太すぎるとパドリングの負担になります。

ストレート型 vs コイル型

リーシュコードにはストレート型とコイル型の2種類があります。

2種類の比較

  • ストレート型:一般的なサーフィン向け。安定感があり、ショートボード・ロングボード共に対応。最もよく使われるタイプ
  • コイル型:SUP・パドルボード向け。足元に絡まりにくいが、手放した際の反動が強い点に注意

初心者の方や迷っている場合は、ストレート型から始めるのが無難です。

素材について

一般的なリーシュコードの素材はPU(ポリウレタン)です。耐摩耗性と伸縮性に優れており、長時間の使用にも対応できます。価格と品質はある程度比例しますが、自分のサーフィン環境に合った選択が大切です。

Beach Accessのリーシュコード

プレミアムライトリーシュ

  • 太さ:7mm(一般的なサーフィンに最適)
  • 対応シーン:ミディアムサイズの波・オールラウンド
  • 特徴:新品でも絡まりにくい梱包設計。軽くて快適な素材を使用

7mm1本でさまざまなコンディションに対応できます。一般的なサーフィン環境であれば、このリーシュコード1本で十分なことがほとんどです。

プレミアムライトリーシュを詳しく見る / サーフィンアクセサリー一覧を見る

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リーシュコードの正しい付け方

リーシュコードの付け方解説画像

どちらの足につけるか

リーシュコードは後ろ足の足首に取り付けます。

  • レギュラースタンス(左足前):右足の足首
  • グーフィースタンス(右足前):左足の足首

自分のスタンスがまだわからない方は、サーフィン初心者ガイドを先に読んでおくと理解しやすいです。

付け方の手順

  1. リーシュプラグにストリングを取り付ける
    リーシュストリングを二つ折りにしてループを作り、リーシュプラグに通します。紐の端をループに通してしっかり固定します。
  2. リーシュコードとストリングをつなぐ
    2重ループした輪にリーシュコードを通して接続します。
  3. アンクルカフを後ろ足の足首に固定する
    ベルクロテープで固定します。きつすぎると足首への負担になるため、程よいフィット感を保ちましょう。

取り付け後は、コードが後ろ足の斜め後ろに自然に伸びているか確認してください。

よくある失敗例

リーシュコードの誤った結び方の例

上記写真のような結び方は、リーシュコードのテンションが結び目に集中するため解けやすくなります。またリーシュストリングとコードの距離が離れると、波に飲まれた際にボードのテールに引っかかって破損するリスクがあります。

リーシュコードのよくある誤った取り付け例

この結び方も経験者で見かけますが、同様に解けやすく破損リスクがあります。

取り付け後の確認ポイント:

  • リーシュストリングが2重ループになっているか
  • リーシュコードが絡まっていないか
  • コードが後ろ足の斜め後ろに伸びているか

使用後のメンテナンス

使用後は真水で塩分と砂を洗い流し、風通しの良い日陰で乾かしてください。直射日光や高温での保管は劣化を早めます。緩めに丸めて乾燥した場所に保管します。サーフボードのメンテナンスと同様に、道具の手入れが安全なサーフィンにつながります。

また、フィンの取り外し・取り付けと同様に、リーシュコードの点検も海に入る前の習慣にするとよいです。

リーシュコードのトラブルと対処法

リーシュコードのトラブル対処法の解説画像

リーシュコードが切れた場合

長年の使用による摩耗、強い衝撃、塩分・紫外線による劣化で切れることがあります。切れた場合はまず落ち着いて、ボードの浮力を使いながら岸に向かいましょう。パニックにならないことが最も大切です。

予備のリーシュコードを持っておくと安心です。リーシュコードの安全・マナー面についてはリーシュコード安全ガイドでも詳しく解説しています。

絡まった・リーフに引っかかった場合

コードが絡まったときは、強引に引っ張らずねじれを逆に戻しながら優しくほどきます。

リーシュコードの正しい保管方法

リーフに引っかかった場合は、慌てずにアンクルカフのベルクロを外して対処してください。引っ張ると状況が悪化することがあります。

交換周期の目安

リーシュコードは年に1回の交換が目安です。以下の状態が見られる場合は早めに交換してください。

  • コードに亀裂や傷がある
  • ベルクロの粘着力が落ちている
  • 使用後に正しく洗えていない期間が長い
  • 直射日光の当たる場所で保管していた

よくある質問

リーシュコードはボードより長くする必要がありますか?

基本的にボードと同じ長さが目安です。7ftのボードなら7ftを選びます。長すぎると邪魔になり、短すぎると引っかかりやすくなります。

コイル型とストレート型、どちらを選べばいいですか?

通常のサーフィンにはストレート型が一般的です。コイル型はSUP・パドルボード向けです。迷ったらストレート型から始めてください。

リーシュコードはどちらの足につけますか?

後ろ足につけます。レギュラースタンス(左足前)なら右足、グーフィースタンス(右足前)なら左足です。

太さは何mmが初心者に向いていますか?

7mmが強度と軽さのバランスが良く、多くの環境で使いやすいです。ビッグウェーブでなければ7mm1本で十分なことがほとんどです。

リーシュコードはどのくらいで交換すればいいですか?

年に1回が目安です。傷・亀裂・ベルクロの劣化が見られる場合は早めに交換してください。

リーシュコードの洗い方を教えてください。

使用後は真水で塩分を洗い流し、風通しの良い日陰で乾かします。直射日光や高温での保管は避けてください。

リーシュプラグとリーシュストリングの違いは?

リーシュプラグはボードに埋め込まれた受け口です。リーシュストリング(リーシュロック)はそのプラグとリーシュコードをつなぐ短い紐です。

スウィーベルは何のためにある部品ですか?

コードがねじれて絡まることを防ぐための回転部品です。コードの両端にあり、サーファーが動くたびによじれるのを防ぎます。

リーシュコードが切れてしまったらどうすればいいですか?

落ち着いてボードの浮力を使いながら岸に向かいましょう。予備を持っておくと突発的なトラブルに対応しやすくなります。

サーフィンを始めたばかりですが、どんなリーシュコードがおすすめですか?

ボードと同じフィート数・太さ7mmのストレート型が使いやすいです。サーフィンに必要な道具一覧もあわせてチェックしてみてください。

執筆

Beach Access編集部

ビーチアクセス編集部

初心者から20年以上のキャリアを持つ上級者まで、5名のサーファーが在籍。実際のサーフィン経験と製品知識をもとに執筆しています。