サーフィンの前に知っておきたいのは、風の向き、波が立つ場所の種類、岸からの距離の呼び方、離岸流、波ができる仕組みです。海のことが分かってくると、入る場所や時間を自分で選べるようになります。練習もぐっと楽になります。

オフショア・オンショアとは?

オフショアは岸から沖に向かって吹く風、オンショアは沖から岸に向かって吹く風です。

サーフィンにはオフショアが向いています。オフショアの日は波の表面がなめらかになり、崩れるまでに少し時間ができます。反対に、オンショアが強い日は波がつぶれやすくなります。

風向きの呼び方

  • オフショア:岸 → 沖に吹く風
  • オンショア:沖 → 岸に吹く風
  • サイドショア:岸とほぼ平行に吹く風

同じポイントでも、風向きが変わるだけで波の形は大きく変わります。海に入る前に、風がどちらから吹いているかを一度確かめておくと安心です。

サーフポイントとは?リーフブレイクとビーチブレイクの違い

サーフポイントとは、サーフィンができる波が立つ場所のことです。海底の地形によって、大きくリーフブレイクとビーチブレイクに分けられます。

リーフブレイクとは?

リーフブレイクは、海底がサンゴ礁や岩でできているポイントです。波が崩れる場所が一定しやすく、形の整った波が立ちやすくなります。

海底が硬いため、転んだときにぶつかるとけがにつながります。初心者のうちは、まずビーチブレイクで慣れてから挑戦するほうが無理がありません。

ビーチブレイクとは?

ビーチブレイクは、海底が砂でできているポイントです。砂の地形が動くため、波が崩れる場所も日によって変わりやすくなります。

海底が砂なので、初心者が練習を始める場所によく選ばれます。

中間タイプのポイントもある

岩盤の上に砂がたまったポイントもあります。リーフとビーチの中間の性質を持つポイントです。

インサイド・アウトサイド(沖の方)とは?

インサイドは岸に近い側、アウトサイドは波が最初に崩れる沖の方のことです。サーファー同士の会話で「沖の方」と言うときは、多くの場合アウトサイドを指しています。

アウトサイドは波が大きく、慣れた人が多く集まるエリアです。スープは、崩れたあとの白い波のことです。初心者はインサイドで、スープに乗る練習から始めると安心です。アウトサイドに出るには、パドリングや波をくぐる技術も必要になります。

パドリングのコツはソフトボードのパドリング、波のくぐり方はドルフィンスルー(ダックダイブ)のやり方で紹介しています。混み合う場所では順番のルールもあるので、サーフィンのルールとマナーもあわせて確認しておきましょう。

離岸流(カレント)とは?流されたときはどうする?

離岸流は、岸から沖へ向かう強い流れです。沖へ数十m〜数百mに及ぶことがあり、幅は10〜30m程度です(第一管区・第十管区海上保安本部)。速さは毎秒2mに達する場合もあります(第一管区海上保安本部)。

発生しやすいのは、外洋に面している、遠浅で海岸線が長い、波が海岸に対して直角に入る、の条件がそろった海岸です(第一管区海上保安本部)。

離岸流の見つけ方

波が次々に崩れている場所と場所の間で、波が崩れにくく見える筋が離岸流の目安と言われています。ただし、見た目だけで確実に見分けられるとは限りません。海に入る前に、岸から数分ほど海を眺めておくと安心です。

離岸流(カレント)が発生する位置のイメージ図

流されたときの対処

第一管区・第十管区海上保安本部の資料をもとに、流されたときの対処を順番にまとめました。

  1. あわてない。大声で近くの人に助けを求める
  2. 流れに逆らって岸に向かわず、岸と平行に泳いで流れから抜ける
  3. 流れから抜けたら、岸に向かう

サーフボードに乗っているときは、岸と平行にパドルします。

横に流されたときは

波打ち際では、岸と平行な流れで少しずつ横に流されることがあります。気づいたら元の場所から離れていた、ということはよくあります。そんなときは海の中を無理に戻らず、一度岸に上がって歩いて戻りましょう。そのほうが体力を使いません。

初心者のうちは、離岸流には近づかないようにしましょう。お子さんと海で遊ぶときの注意点は子ども連れの海の安全対策にまとめています。

サーフィンの波ができる仕組みは?

サーフィンの波は、遠くの沖で吹いた風から生まれます。風が海面に作った小さなさざ波が重なり合い、「うねり」になります。うねりが岸に近づいて浅い海底で崩れたものが、サーファーが乗る波です。

うねりの向きや強さ、風、潮の満ち引きによって、同じポイントでも波は毎日変わります。乗れる波のサイズや周期の見方は、乗れる波の見分け方で詳しく紹介しています。

まとめ

いつもの場所でも、うねりや風で波の形や離岸流の位置は変わります。次に海へ行ったら、入る前に岸から数分、風の向きと波が崩れる場所を眺めてみましょう。

出典:第一管区海上保安本部「離岸流」https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/marire/riganryu/riganryu_img.html(2026-10-16取得)
第十管区海上保安本部「『離岸流』に注意!」2017年6月27日発表 https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN10/soudan/kisya/20170627_2.pdf(2026-10-16取得)

執筆

Beach Access編集部

ビーチアクセス編集部

初心者から20年以上のキャリアを持つ上級者まで、5名のサーファーが在籍。実際のサーフィン経験と製品知識をもとに執筆しています。

本記事は、ビーチアクセス編集部が構成・一次情報の収集を行い、文章化にAIを活用しています。公開前に編集部が内容を確認しています。(最終確認:2026-10-16)

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