子供向けソフトボード選び:安全で楽しいサーフデビュー
お子さんと一緒にサーフィンを楽しみたいと考えていませんか?サーフィンは親子で一緒に楽しめる最高のアクティビティですが、お子さんが安全に楽しくスタートするには適切なボード選びが重要です。この記事では、子供向けのソフトボード選びのポイントから、親子で楽しむためのコツまで、サーフィンデビューに役立つ情報をご紹介します。
この記事でわかること
- 子供に最適なソフトボードの特徴とサイズ
- 安全に楽しくサーフィンを始めるためのポイント
- 子供の成長に合わせたボード選びの考え方
- Beach Accessの子供におすすめのモデル
子供のサーフィンデビューに最適なソフトボード

ソフトボードならお子さんでも安心して波乗りの楽しさを体験できます
子供がサーフィンを始める際、最初に選ぶべきボードは断然「ソフトボード」です。ハードボード(一般的なサーフボード)と比べて、ソフトボードには子供のサーフィンデビューに最適な特徴がたくさんあります。
子供のサーフィンに適している理由
ソフトボードが子供のサーフィンに特に適している理由は、以下の通りです。
- 安全性の高さ:表面が柔らかい素材でできているため、ぶつかっても怪我のリスクが低減します
- 浮力の高さ:十分な浮力があるため、初めての波乗りでも成功体験を得やすくなります
- 安定感:幅広の形状で安定感があり、バランスを取りやすいのが特徴です
- 軽量設計:子供でも持ち運びやすく扱いやすい軽さです
- 耐久性:多少乱暴に扱われても傷がつきにくく、長持ちします
親御さんの声:「7歳の娘にm-softの6'0"を買いました。軽くて持ち運びも簡単なので、娘も自分でボードを持って海に入れるようになりました。表面が柔らかいので、ぶつかっても安心です。最初から波に乗れたときの笑顔は忘れられません!」(東京都・佐藤さん)
ハードボードに比べると、ソフトボードは子供が自分で持ち運びやすく、万が一の接触時も安全性が高いため、親御さんも安心して見ていられます。また、浮力があるので波に乗る成功体験を早く得られることもメリットです。
子供の身長・体重別おすすめサイズ
子供用のソフトボードを選ぶ際は、お子さんの身長と体重を考慮して適切なサイズを選びましょう。以下に年齢や体格別の目安をご紹介します。
子供の身長 | 目安体重 | おすすめボードサイズ | 備考 |
---|---|---|---|
100cm以下 | 〜20kg | 5'0"〜5'6" | 親と一緒に乗るのに適したサイズ |
100〜120cm | 20〜30kg | 6'0" | 小学校低学年におすすめ |
120〜140cm | 30〜40kg | 6'0"〜7'0" | 小学校中学年におすすめ |
140〜160cm | 40〜50kg | 7'0"〜8'0" | 小学校高学年〜中学生におすすめ |
ポイント! 子供用のボードを選ぶ際は「大きすぎず、小さすぎない」サイズが重要です。小さすぎると浮力が足りず波に乗れません。大きすぎると操作が難しく、持ち運びにも苦労します。体格に合った適切なサイズを選びましょう。
特に小さなお子さんの場合、最初から一人で乗るのではなく、親と一緒に乗る(タンデム)ことから始めるケースも多いです。その場合は親の体格も考慮した大きめのボードが必要になります。
安全性と楽しさを両立する選び方のポイント
子供がサーフィンを続けるためには、安全だけでなく「楽しさ」も重要です。以下のポイントを押さえておくと、安全性と楽しさを両立したボード選びができます。
- 十分な浮力:波に乗れないと楽しくありません。子供の体重に対して十分な浮力があるボードを選びましょう
- 軽量なモデル:持ち運びやすさは子供のモチベーションに直結します。軽いボードなら自分で運べる喜びも感じられます
- 丸みのあるノーズ(先端):尖ったノーズは怪我の原因になりやすいので、丸みを帯びたデザインを選びましょう
- ソフトフィン:特に小さな子供には、硬いフィンよりソフトフィンの方が安全です
- 明るいカラー:視認性の高いカラーは安全面だけでなく、子供のテンションも上がります

適切なサイズのソフトボードで、子供も笑顔で波乗りを楽しめます
また、リーシュコード(安全紐)は必ず装着してください。子供用には短めのリーシュコードが適していますが、あまり短すぎるとボードが子供に当たる危険性が高まるため、適切な長さのものを選びましょう。
もっと詳しく知りたい方へ: ソフトボードの基本的な特徴や種類について詳しく知りたい方は、ソフトボード完全ガイドをご参照ください。
子供向けソフトボードの選び方と注意点
お子さんのサーフィン経験や年齢によって、最適なボードの特性は変わってきます。ここでは子供の成長段階に合わせた選び方と、購入時の注意点をご紹介します。
子供のサーフィン能力レベルごとの選び方
お子さんのサーフィン経験やスキルレベルに応じて、選ぶべきボードの特性は異なります。
初めてのサーフィン(未経験)
- ボードの特性:とにかく浮力と安定性を重視
- 推奨サイズ:身長よりも長めのボード
- 推奨形状:幅広で厚みのあるモデル
- おすすめシリーズ:Beach Access m-softシリーズ
数回経験あり(基本的なパドリングができる)
- ボードの特性:安定性を保ちつつ、やや操作性も考慮
- 推奨サイズ:身長+10〜20cm程度
- 推奨形状:幅広だが若干テールが絞られたもの
- おすすめシリーズ:Beach Access m-softシリーズ or Standardシリーズ
定期的に経験あり(テイクオフができる)
- ボードの特性:操作性とレスポンスを重視
- 推奨サイズ:身長と同程度か少し長いサイズ
- 推奨形状:やや細めで反応の良いモデル
- おすすめシリーズ:Beach Access Standardシリーズ
初めてサーフィンをする子供には、とにかく「波に乗る」という成功体験を多く積むことが重要です。そのためには浮力があり、安定感のあるボードが最適です。経験を積むにつれて、より操作性の高いボードへと移行していくとよいでしょう。
ソフトフィンの正しい取り付け方法 - お子さんと一緒に確認しておきましょう
持ち運びやすさと操作性のバランス
子供用のボードを選ぶ際、持ち運びやすさは非常に重要な要素です。自分でボードを持てることは、子供の自立心や達成感にも繋がります。
- 重量:子供の体重の15〜20%程度が持ち運びやすい目安です。例えば30kgの子供なら4.5〜6kg程度のボードが適しています
- 長さと形状:子供の身長に対して極端に長いボードは持ち運びが困難です
- キャリーハンドル:持ち運びやすさを重視するなら、ハンドル付きのモデルも選択肢に入れましょう
ポイント! Beach Accessのm-softシリーズは、同サイズの他シリーズと比較して軽量設計になっています。例えば、m-soft 6'0"は約3.2kgと軽量で、小学生でも持ち運びやすい重さです。
ただし、軽すぎるボードは波のパワーに負けてしまい、操作性が低下する場合もあります。特に体重の軽い子供の場合、ある程度の重さがあった方が波に乗った時の安定感が増すこともあります。子供の体格と海況に合わせて最適なバランスを考えましょう。
デザインとカラーの重要性
子供がサーフィンを楽しむためには、機能面だけでなく見た目の要素も重要です。お気に入りのボードがあれば、モチベーションも高まります。
- カラー選び:子供好みの明るい色は気分を上げるだけでなく、海での視認性も高まり安全面でも有利です
- キャラクター性:子供がボードに愛着を持てるよう、名前をつけたり、ステッカーで個性を出すのもおすすめです
- 親子でお揃い:親子で色違いや同じシリーズのボードを選ぶと、子供のやる気も高まります

親子で一緒に波に乗る喜びを分かち合えるのもソフトボードの魅力
ただし、デザイン性だけで選ぶのは避けましょう。見た目が気に入っても、サイズや性能が子供に合っていなければ、結局使いこなせずに終わってしまいます。機能性を優先した上で、デザイン面も考慮するのが理想的です。
注意! サーフボードは直射日光や高温に弱いため、使用後は日陰で保管するよう子供にも教えましょう。カラフルなボードは特に日焼けしやすい傾向があります。
子供と一緒に楽しむためのサーフィン環境づくり
適切なボードを選んだら、次は子供が安全に楽しくサーフィンを学べる環境を整えることが大切です。波のコンディションから親子のルール作りまで、ポイントをご紹介します。
子供が安心して練習できる波と場所の選び方
子供のサーフィンデビューには、波のコンディションと場所選びが非常に重要です。以下のポイントに注目して選びましょう。
- 波の高さ:初心者の子供には膝下〜膝程度の小さな波が最適です
- 波の強さ:優しく崩れる波(スープ波)が理想的です
- 水深:足のつく浅い場所で練習できるビーチブレイクがおすすめです
- 海底:砂浜の海底は、岩場より怪我のリスクが低くなります
- 混雑度:他のサーファーが少ない空いている時間帯や場所を選びましょう
- 監視体制:できればライフセーバーがいるビーチを選ぶと安心です
ポイント! 子供のサーフィンデビューには、夏場の小波かつ風の弱い穏やかな日を選びましょう。また、朝早い時間帯は混雑も少なく、風も弱いことが多いのでおすすめです。
特に初めてのサーフィンは、波打ち際のホワイトウォーター(白波)でのスタートが安全です。最初から沖に出る必要はありません。足のつく場所で、崩れた後の波に乗る練習から始めましょう。
親子サーフィンのための基本ルールとマナー
子供と一緒にサーフィンを楽しむためには、安全面とマナーについてしっかりと伝えることが大切です。以下のようなルールを事前に約束しておきましょう。
- 常に視界に入れておく:子供から目を離さないことが大前提です
- 距離の制限:「ここまで」という行動範囲を明確に決めておきましょう
- 合図の約束:困った時や助けが必要な時の合図を決めておきます
- リーシュコードの装着:必ずボードと体をつなぐリーシュコードを装着しましょう
- 他のサーファーへの気遣い:周りのサーファーに迷惑をかけないよう教えましょう
- 休憩の重要性:疲れたら無理せず休むことの大切さを伝えましょう
- 環境への配慮:ゴミを出さない、自然を大切にする姿勢も教えましょう
お子さんの年齢に応じて、これらのルールを分かりやすく説明することが大切です。特に小さなお子さんには、「なぜそのルールが必要なのか」という理由も含めて伝えるとより理解が深まります。
ソフトボードを持って海に向かう子供 - 安全のルールを事前にしっかり教えておきましょう
注意! お子さんと海に入る際は、必ず保護者も一緒に入水しましょう。陸から見ているだけでは、緊急時に素早く対応できません。また、子供用のライフジャケットの着用も検討してください。特に泳ぎに自信がない場合は必須です。
子供のモチベーションを高めるコツ
子供がサーフィンを長く続けるためには、モチベーションを維持することが重要です。以下に、子供のやる気を引き出すコツをご紹介します。
- 小さな成功体験:最初は「立てた」「少しでも進んだ」といった小さな成功を大いに褒めましょう
- 焦らない姿勢:上達のペースは人それぞれ。焦らず子供のペースを尊重しましょう
- 楽しさ重視:技術的な指導よりも、まずは海で遊ぶ楽しさを教えることが大切です
- 同年代の仲間:可能であれば同年代の子供たちと一緒に練習する機会を作りましょう
- 記録する:写真や動画で上達の様子を記録し、成長を実感できるようにしましょう
子供の集中力や体力には限りがあります。長時間の練習よりも、短い時間で楽しく終われる工夫をしましょう。「もっとやりたい」と思わせることが、次回へのモチベーション維持につながります。
ポイント! サーフィン以外の時間も大切です。ビーチでの砂遊びや貝殻集め、海の生き物観察など、サーフィン以外の海の楽しみ方も一緒に教えてあげると、海への親しみが深まります。
また、子供向けのサーフィンスクールも検討してみましょう。プロのインストラクターから適切な指導を受けることで、上達も早くなります。親子で一緒に受講すれば、家庭でのサポート方法も学べます。
Beach Accessの子供におすすめのソフトボードシリーズ
Beach Accessでは、子供のサーフィンデビューに最適なソフトボードをいくつかご用意しています。ここでは特に子供におすすめのモデルとその特徴をご紹介します。
m-softシリーズ:子供向け超軽量ソフトボード
m-softシリーズは、特に初めてサーフィンをする子供や小柄な方に最適な超軽量設計のソフトボードです。
m-softシリーズの特徴
- 軽量設計で子供でも持ち運びやすい
- 安全性を重視したソフトな素材
- 十分な浮力で波に乗りやすい
- リーズナブルな価格で初めての一枚に最適
- EPSコアフォーム、IXPEフォームデッキ、HDPEフォームボトムの構造
- 2本のストリンガー(芯材)による強度確保
- ソフトトライフィン付属で安全性を確保

m-soft 6'0" - お子様のサーフィンデビューに最適なサイズと重量
子供におすすめのm-softモデル
m-soft 6'0"
- サイズ:6'0" x 21" x 3 1/8" (183cm x 53cm x 8cm)
- ボリューム:52L
- 重さ:約3.2kg
- 向いている子供:小学生低〜中学年(身長120cm〜140cm程度)
このモデルは特に子供向けとして人気のサイズです。軽量で持ち運びやすく、十分な浮力があるため、初めてのサーフィンでも波に乗る楽しさを体験できます。
m-soft 7'0"
- サイズ:7'0" x 22 1/2" x 3 3/8" (213cm x 57cm x 8.6cm)
- ボリューム:68L
- 重さ:約4.0kg
- 向いている子供:小学生中〜高学年(身長130cm〜150cm程度)
より安定感のあるサイズを求める子供や、体格が大きめのお子さんに適しています。浮力が高く波をキャッチしやすいため、上達も早くなります。
m-softシリーズは特に「初めてのサーフィン」を体験する子供たちに最適です。安全性と使いやすさを重視した設計で、子供が自分でボードを運べる軽さも魅力です。
成長に合わせたボードの選び方
子供は成長が早いため、長期的な視点でボード選びを考えることも重要です。以下に、成長に合わせたボード選びの考え方をご紹介します。
- 最初の1枚:まずは安全性と浮力を重視したm-softシリーズがおすすめです
- テイクオフができるようになったら:より耐久性の高いStandardシリーズへの移行を検討しましょう
- 操作性を求めるようになったら:パフォーマンス重視のモデルや、少し短めのサイズを選択しましょう
ポイント! 子供の体格に合わないボードを「成長後」を見越して購入するのはおすすめできません。大きすぎるボードでは操作が難しく、サーフィンの楽しさを感じられないことがあります。現在の体格に合ったボードを選ぶことが上達の近道です。
ただし、経済的な面も考慮すると、わずか1年で買い替えることは現実的ではありません。例えば小学校低学年〜中学年であれば、少し余裕を持たせたサイズ(例:m-soft 7'0")を選んでおけば、しばらくは使い続けられるでしょう。
子供向けソフトボード人気モデルとレビュー
Beach Accessの子供向けソフトボードの中で特に人気の高いモデルと、実際のご家族からいただいたレビューをご紹介します。
m-soft 6'0" ホワイト/ブルー

5つ星評価! テイクオフできる回数が格段に上がった気がします。
安定感が半端ないですね。急に上達した気分ですww
もっと乗りこなせるように一緒に精進します❣️
m-soft 8'0" ホワイト/ブルー
![[アウトレット] m-soft ソフトボード 8'0" ワックスフリー ※外箱損傷あり](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0475/2182/4930/files/msoft80-whiteblue-detailv2.jpg?v=1720785637)
4つ星評価! 子供と一緒に滑りたくて8’0ソフトを買いました。
小学生とのタンデムは8’0では無理でしたが、安全な極小波で手押しで楽しめたので子供たちも喜んでいました!
個人でも何度か乗りましたが、スネヒザからムネ位までうなりから乗っていける感じでとても楽しいです。
ライディングはまだまだ初心者なので、PUなどとの比較は分かりませんが、初心者やファミリーには波乗りを楽しむ一本になると思います!
多くのご家族から、お子さん用のファーストボードとして高い評価をいただいています。特に軽量で持ち運びやすい点と、初めてでも波に乗りやすい浮力の高さが好評です。
もっと詳しく知りたい方へ: より詳細なサイズや重量、各シリーズの構造の違いについては、Beach Accessのソフトボードシリーズ紹介をご参照ください。
子供向けソフトボード商品一覧をチェック
Beach Accessの子供向けソフトボードラインナップから、お子さんにぴったりの一枚を見つけてください。
監修者

ヒガシーサー
サーフィン歴20年、オンラインサーフィンスクール「Corrective Surf'n' Fitness」のアンバサダーを務め、誰でも簡単にサーフィン上達ができるハウツーを紹介。SNS総フォロワーは65,000人以上。