サーフィンの日焼け対策は「正午前後の強い時間帯を知る」「肌を布で覆う」「耐水性の日焼け止めを2〜3時間おきに塗り直す」の3つが基本です。海の上は水面の照り返しがあり、水に浸かっていても紫外線は届きます。この記事では環境省の公開情報(取得日:2026-10-08)をもとに、サーファーが押さえたい紫外線対策をまとめました。
紫外線が一番強いのは何時ごろ?
紫外線が最も強くなるのは、正午前後(その土地で太陽が最も高くなる南中時)です。季節では6〜8月が最も強くなります(環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」、取得日:2026-10-08)。
朝イチや夕方のセッションは、昼に比べて浴びる紫外線を減らせます。ただし紫外線の「量」は強さ×時間で決まります。弱い時間帯でも長く海にいれば、浴びる量は増えていきます。
UVインデックスはいくつから対策が必要?
UVインデックスが3以上なら対策が必要な目安です。UVインデックスは紫外線が人体に与える影響の強さを0〜11+の数値にした国際指標です(環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」、取得日:2026-10-08)。
- 1〜2(弱い):安心して戸外で過ごせる
- 3〜7(中程度〜強い):日中はできるだけ日陰を利用し、長袖シャツ・日焼け止め・帽子を利用
- 8以上(非常に強い〜極端に強い):日中の外出はできるだけ控え、長袖シャツ・日焼け止め・帽子を必ず利用
出典:環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」(WHO「Global solar UV index」2002に基づく分類)、取得日:2026-10-08
翌日のUVインデックスは気象庁が予測を公表しています。波予報と一緒に確認しておくと、入る時間帯を決めやすくなります。
海の上や水の中でも日焼けするのはなぜ?
海では上からの日差しに加えて、水面や砂浜の照り返しも浴びるからです。環境省のマニュアルでは、反射率は水面10〜20%、砂浜10〜20%とされています(取得日:2026-10-08)。
水に浸かっていても安心はできません。同じマニュアルには「水深50cmで地表面の40%」の紫外線が届くとあります。パドル中やゲッティングアウト中も、背中や首の後ろは紫外線を受け続けています。
曇りの日も油断は禁物です。薄い雲ではUV-B(日焼けの主な原因となる紫外線)の80〜90%が通過するとされています(同マニュアル、取得日:2026-10-08)。
日焼け止めのSPFとPAは何を表している?
SPFは主にUV-Bを防ぐ効果、PAはUV-Aを防ぐ効果を表す表示です(環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」、取得日:2026-10-08)。
SPFの数値は、肌1㎠あたり2mgを塗った条件で測定されています。塗る量が少ないと、表示どおりの効果は期待しにくくなります。
同じマニュアルでは、炎天下のスポーツや海水浴など長時間外にいるときは効果の高いもの、海やプールなど水に入るときは耐水性の高いものを選ぶよう案内しています。製品ごとに特徴が違うため、使う前に説明書きを読んでおきましょう。
日焼け止めはどのタイミングで塗り直す?
日焼け止めは、落ちたと思ったらすぐ重ね塗りし、そうでなくても2〜3時間おきに塗り直すのが目安です(環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」、取得日:2026-10-08)。
日焼け止めは、手や衣類に触れたり、汗をタオルで拭いたりするだけでも落ちていきます。サーフィンでは波に揉まれ、ウェットスーツの脱ぎ着もあるので、落ちやすい条件がそろっています。
塗り直しのタイミングは、たとえば次のような方法があります。
- ウェットスーツを着る前(首まわり・耳・手の甲まで)
- 2〜3時間を超えて入るときは、一度上がって休憩するタイミング
- タオルで顔を拭いたあと
日焼け止め以外に何で肌を守ればいい?
肌を布で覆うのが確実な方法です。環境省のマニュアルは、体を覆う部分の多い衣服、目の詰まった生地を選ぶことを勧めています(取得日:2026-10-08)。
夏の海では、長袖のラッシュガード(水着の上に着る薄手のシャツ)や、季節に合ったウェットスーツが肌を覆う役割を果たします。季節ごとのウェット選びは季節別ウェットスーツの選び方で解説しています。
注意したいのは暑さです。同じマニュアルにも、通気性が悪いと暑い時期は熱中症のおそれがあると書かれています。真夏の海での暑さ対策はサーフィン中の熱中症対策もあわせて確認してください。
帽子やサングラスはどれくらい効果がある?
帽子をかぶると眼が浴びる紫外線は20%程度減り、紫外線防止効果のあるサングラスは最大で90%カットできるとされています(環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」、取得日:2026-10-08)。
海の上では照り返しが横や下からも入ります。同マニュアルは、顔にフィットしたある程度大きさのあるもの、「UVカット」表示のあるものを選ぶよう案内しています。色の濃いレンズは瞳孔が開くため、紫外線カットが不十分なものはかえって危険になる場合があります。
水に入るときは、流されないようストラップ付きのサーフハットを使う方法もあります。浜で波待ちや休憩をするときは、サングラスと帽子を組み合わせると眼を守りやすくなります。
サーフィン後の日焼け止めはどう落とす?
日焼け止めは、その日のうちに落とします。環境省のマニュアルでは、多くはメイク落とし(クレンジング)で落とせるとし、耐水性の高いものは専用クレンジングの指定がある場合もあるとしています(取得日:2026-10-08)。
使っている製品の説明書きにある落とし方に従いましょう。落としたあとは、普段使っている保湿剤で肌を整えておくと次のサーフィンも気持ちよく迎えられます。
紫外線を浴び続けると肌や眼にどんな影響がある?
紫外線は、日焼けだけでなく、皮膚の老化や皮膚がん、眼の病気(白内障など)の原因にもなるとされています(環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」、取得日:2026-10-08)。
同マニュアルは、日に焼けた肌(サンタン)の紫外線を防ぐ効果は小さく、SPF4程度だとしています。「焼けているから大丈夫」とは考えず、毎回対策することが大切です。肌に気になる変化があるときは、皮膚科医に相談してください。
よくある質問
Q: 曇りの日のサーフィンでも日焼け止めは必要ですか?
A: 必要です。薄い雲ではUV-Bの80〜90%が通過するとされています(環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」、取得日:2026-10-08)。
Q: 水の中にいれば日焼けしませんか?
A: 日焼けします。水深50cmでも地表面の40%の紫外線が届くとされ、水面の反射でばく露量も増えます(同マニュアル)。
Q: サーフィン中、日焼け止めは何時間おきに塗り直せばいいですか?
A: 落ちたと思ったらすぐに、そうでなくても2〜3時間おきが目安です(同マニュアル)。
Q: 日焼け止めはSPFの数値だけ見て選べばいいですか?
A: 数値だけでは不十分です。海に入るときは耐水性の高いものを選び、表示の効果を得るには十分な量を塗ることが大切です。
Q: 紫外線が強い時間帯はいつですか?
A: 正午前後(南中時)が最も強く、季節では6〜8月が最も強くなります(同マニュアル)。
Q: UVインデックスがいくつ以上なら対策が必要ですか?
A: 3以上が目安です。8以上は長袖シャツ・日焼け止め・帽子を必ず利用するよう案内されています(同マニュアル)。
Q: サングラスはどんなものを選べばいいですか?
A: 「UVカット」など紫外線防止効果がはっきり示され、顔にフィットするある程度大きさのあるものです。適切に使うと眼の紫外線ばく露を最大90%カットできるとされています(同マニュアル)。
Q: 日焼けして黒くなった肌なら紫外線対策はいりませんか?
A: 対策は必要です。日焼けした肌の防御効果はSPF4程度と小さいとされています(同マニュアル)。
Q: 日陰で休んでいれば紫外線は浴びませんか?
A: 浴びます。空気中で散乱した紫外線や、地面・建物からの反射があるためです(同マニュアル)。
Q: ラッシュガードは紫外線対策になりますか?
A: 肌を布で覆うことは紫外線対策の基本です。環境省のマニュアルでは、体を覆う部分が多く、目の詰まった生地の衣服を勧めています。
出典:環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」 https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2020/matsigaisen2020.pdf (取得日:2026-10-08)
まとめ:サーフィンの紫外線対策は「時間・覆う・塗り直し」
- 正午前後と6〜8月は紫外線が最も強い。UVインデックス3以上は対策を
- 海は水面の照り返しがあり、水の中でも紫外線は届く
- ラッシュガードやウェットスーツで肌を覆い、帽子・サングラスで眼を守る
- 耐水性の日焼け止めを十分な量塗り、2〜3時間おきに塗り直す
紫外線対策を習慣にしておけば、何年先もサーフィンを楽しみやすくなります。次の海の日は、UVインデックスもチェックしてから出かけてみてください。
執筆
ビーチアクセス編集部
初心者から20年以上のキャリアを持つ上級者まで、5名のサーファーが在籍。実際のサーフィン経験と製品知識をもとに執筆しています。
本記事は、ビーチアクセス編集部が構成・一次情報の収集を行い、文章化にAIを活用しています。公開前に編集部が内容を確認しています。(最終確認:2026-10-08)
