サーファーのお肌と頭皮が危険!正しい紫外線対策と日焼け止めの塗り方
こんにちは、ビーチアクセス編集部です。突然ですが、サーフィン中の紫外線対策、きちんとしていますか?
紫外線リスクの解説から日焼け止めの選び方、塗り方まで、本記事で全てを網羅します。
サーフィンは海で楽しむアクティビティですから、日焼けを怖がっていてはサーフィンを楽しめないと思う方も多いでしょう。
でも、年齢を重ねてくると、紫外線の怖さが分かってきます。10代、20代の頃は日焼けをしてもすぐに回復し、お肌もまだツルツルですが、ケアを怠っていると大変なことになります。
紫外線が肌や髪、さらには健康に与える影響を知っていると、日焼け止めや紫外線対策グッズを怠らずに使用したくなるはずです。
本記事では、サーファーにとって重要な紫外線リスクの正しい知識と、日焼け止めの正しい塗り方を解説します。
1.紫外線とは何か?
紫外線(UV)は、波長が可視光線よりも短い電磁波です。具体的には、波長が200nmから400nmの間に分類されます。
主な種類にはUVA、UVB、UVCがあります。しかし、地球上で気にしなければならないのはUVAとUVBです。
参考:紫外線とは - 環境省
1_2.紫外線がお肌に与える影響
紫外線が肌に与える影響は少なくありません。UVAは主に肌の老化を促進し、UVBはシミやそばかす、さらには皮膚がんのリスクを高めます。
1_3.紫外線が髪の毛や頭皮に与える影響
紫外線は髪の毛にも悪影響を与えます。具体的には、髪のダメージや頭皮の乾燥、染めた髪の色落ちなどがあります。
1_4.紫外線が加齢臭を促進する理由
紫外線は加齢臭を引き起こす一因とされています。特に、皮脂の酸化や細菌の増殖が促進され、肌の乾燥が進むことで、加齢臭が発生しやすくなります。
2.サーファーができる紫外線対策
2_1.日焼け止めを塗る
- 水に強いタイプを選ぶ
- SPF値とPA値を確認
- 2時間ごとに再塗装
日焼け止めはサーファーにとって欠かせないアイテムです。特に、水に強いタイプを選ぶことが重要です。SPF(Sun Protection Factor)とPA(Protection Grade of UVA)の値もチェックして、高いものを選びましょう。また、2時間ごとに再塗装することで、紫外線からの保護を確実にします。
2_2.サーフィン用の帽子を被る
- 広いつば
- 頭全体を覆う
- 通気性がある
- 水に浮く
- ストラップが付いている
帽子もまた、紫外線から頭皮を守る効果があります。広いつばがあるもの、頭全体を覆えるものを選びましょう。通気性がある素材を選ぶと、暑さ対策にもなります。
2_3.ウェットスーツを着用する
- 長袖、長ズボン
- UVカット機能
- 適切なサイズ
ウェットスーツは、直接的な紫外線から肌を守ります。長袖、長ズボンのスタイルが最も効果的です。また、UVカット機能が付いているものを選ぶと、さらに安心です。適切なサイズを選ぶことで、動きやすさも確保できます。
以上の対策を行うことで、サーフィンを安全に楽しみながら、紫外線リスクを最小限に抑えることができます。
3.日焼け止めの正しい塗り方
日焼け止めはどんな製品を使うことも大事ですが、実は日焼け止めを正しく塗ることも大事です。
3_1.摩擦はNG!スタンプを押すように塗る
- 肌に優しい
- 塗りムラ防止
- 効果持続
摩擦を起こすと、肌へのダメージが増える可能性があります。スタンプを押すような感覚で塗る方法は、肌に優しく、塗りムラも防げます。これによって、日焼け止めの効果が持続しやすくなります。
参考:
3_2.外出20分前に1回目を塗る
- 事前対策
- 吸収を促す
- 効果最大化
外出する前に20分早めに日焼け止めを塗ることで、効果を最大化できます。
3_3.サーフポイント到着してからすぐに2回目を塗る
- 持続性強化
- 水洗い後の対策
- 保護効果倍増
サーフポイントに到着したら、すぐに2回目の塗り直しを行うことで、持続性を強化します。特に水で洗顔した後には、このステップが重要です。日焼け止めの保護効果を倍増させましょう。
以上のステップを実践することで、日焼け止めの効果を最大限に引き出し、肌と髪の健康を保つことができます。
3_4.間違いだらけの日焼け止めの塗り方
- 薄く塗りすぎる
- 塗りムラを作る
- 摩擦で塗る
- 長時間塗り直しをしない
- 汗や水で流れやすい日焼け止めを選ぶ
これらはよく見かける間違った日焼け止めの塗り方です。なるべく正しい塗り方を行い紫外線リスクを少なくしていきましょう。
4.サーフィン後は日焼け止めを落とす
サーフィンの後もスキンケアは欠かせません。日焼け止めをきちんと落とすことが、次に繋がる健康な肌作りに必要です。
4_1.洗顔石鹸で日焼け止めを落とす
- 日焼け止めを落とす
- 残留防止
- 時短
サーフィン後のお肌は紫外線と、海水でカサカサに乾燥しています。そのため日焼け止めを落として保湿を行う必要があります。
できればクレンジングで日焼け止めを落とし、洗顔石鹸で顔を洗うのがオススメですが、面倒な場合は洗顔石鹸を使って顔を洗うだけでも良いでしょう。
4_2.摩擦はNG!クレンジングシートは非推奨
- 肌ストレス軽減
- 炎症予防
- 乾燥防止
クレンジングシートは摩擦が起こり易く、肌へのストレスがかかるため非推奨です。摩擦による炎症や乾燥を防ぐため、リキッドやジェルタイプのクレンジングを使用する方がよいです。
4_3.しっかり水で落とす
- 残留物除去
- 清潔感確保
- 美肌効果
日焼け止めやクレンジングの残留物をしっかりと水で落とすことで、肌の清潔感を確保します。これが次回のスキンケア、特に日焼け止めの効果を最大限に発揮するためにも重要です。
サーフィン後のケアが適切であれば、美肌を維持しやすく、次回のサーフィンでも肌トラブルを防ぐことができます。
5.サーフィン後の保湿
サーフィン後の肌は、日焼け止めや海水、日差しで荒れやすい状態になります。適切な保湿は肌の健康を保つ鍵です。
5_1.化粧水と乳液で保湿する
- 水分補給
- 皮膚バリア強化
- シンプルケア
化粧水でしっかりと水分を補い、乳液で皮膚のバリアを強化することが基本です。これにより、短時間で効果的なケアが可能です。
5_2.オールインワンクリームでもOK
- 時短
- 簡便性
- 全身ケア
オールインワンクリームは、保湿から栄養供給まで一度にケアできます。特に時間がない場合や、全身をケアしたいときに便利です。
5_3.フェイスパックを使う
- 集中保湿
- 肌質改善
- リラクゼーション
週に1〜2回のフェイスパック使用は、集中的な保湿と肌質の改善に効果的です。また、この時間を使ってリラクゼーションも兼ねることができます。
サーフィン後の保湿ケアは、肌の健康を保つだけでなく、次回のサーフィンや日常生活においても美肌を維持するために重要です。選ぶ製品や方法によって、より効率的なケアが可能となります。
6.海やサンゴに優しい日焼け止めを使う
環境に配慮した日焼け止めの選び方は、サーファーにとっても重要な課題です。特に、海やサンゴ礁を保護する観点から注意すべきポイントがあります。
6_1.ハワイやパラオで禁止されている日焼け止めの成分
- オキシベンゾン
- オクチノキサート等
これらの成分は、サンゴ礁にダメージを与える可能性が指摘されています。特にハワイやパラオでは、これらの成分が含まれる日焼け止めの使用が禁止されています。
6_2.海に優しいと謳っていてもフェノキシエタノールが使われている製品も多い
"海に優しい"と謳っている日焼け止めでも、フェノキシエタノールなどの疑問視される成分が含まれていることがあります。製品選びの際は、エコラベルや成分リストをしっかり確認することが大切です。
海や環境に優しい日焼け止めの選び方は、ただ自分自身を守るだけでなく、大切な自然環境も保護する行動となります。成分の確認は少し手間かもしれませんが、その労力は環境保護に繋がる大切な一歩です。
間違いだらけの日焼け止めの塗り方!まとめ
- 紫外線リスクを正しく知る
- 日焼け止めを正しく塗る
- 日焼け止めをちゃんと落とす
- 保湿ケアをちゃんと行う
- 海にやさしい日焼け止めを使う
サーファーだからこそ紫外線リスクを正しく理解して、ちゃんと日焼け止めを塗って、紫外線対策していくようにしたいですね。