ウェットスーツ 選び方 完全ガイド|初心者向け
サーフィンを始めたばかりの初心者にとって、ウェットスーツ選びは意外と難しいものです。素材・タイプ・サイズ・価格など考慮すべき点が多く、失敗すると快適さや上達にも影響します。
本記事では、初心者が絶対に知っておくべき選び方のポイントを網羅しました。ブランド比較からお手入れ方法まで一気に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ウェットスーツでサーフィンをもっと楽しく
自分に合ったウェットスーツがあれば、寒い季節もサーフィンを思い切り楽しむことができます。まずは実際の着用イメージをご覧ください。
初心者が押さえておくべき選び方の4つのポイント

ウェットスーツ選びで失敗しないためには、素材・タイプ・サイズ・価格の4点を押さえることが大切です。
素材の種類と特徴
ウェットスーツの素材はネオプレン(合成ゴム)が主流で、表面加工によって3種類に分かれます。スキン素材は表面が滑らかで伸縮性が高く動きやすい反面、保温性はやや劣ります。ジャージ素材は表面に生地が貼られており保温性と耐久性に優れ、初心者に最も向いています。起毛素材は内側が起毛加工されており、秋冬の低水温で力を発揮します。
初心者であれば、動きやすさと保温性のバランスが取れたジャージ素材からスタートするのがおすすめです。
タイプの選び方(シーズン別)
ウェットスーツのタイプは着用シーズンで選びます。フルスーツ(長袖・長ズボン)は体全体をカバーし保温性が最も高く、冬や水温の低い地域向けです。シーガル(半袖・長ズボン)は腕の動きやすさと保温性のバランスが良く、春・秋に使いやすいタイプです。タッパー(上半身のみ)はパドリングがしやすく夏の海に最適で、サーフパンツと組み合わせて着用します。スプリング(半袖・ひざ上丈)は春から夏に向いています。
初心者はまずフルスーツまたはシーガルを選び、慣れてきたらシーズンに合わせて増やしていくのがスムーズです。
サイズの正しい選び方
ウェットスーツは体にフィットすることで保温性を発揮します。身長・体重・胸囲・ウエストを測定し、各メーカーのサイズチャートと照らし合わせて選びましょう。ブランドやモデルによってサイズ感が異なるため、試着が理想的です。着用したまま腕を上げたりしゃがんだりして動きをチェックし、きつすぎず・ゆるすぎないフィット感を確認してください。
価格帯の目安
初心者向けのエントリーモデルは1万〜3万円が相場です。高価なモデルほど素材・縫製・保温性が優れますが、始めたばかりの段階では必ずしも必要ありません。まずは自分の予算に合ったものを選び、続けることが確実になった段階でグレードアップするのが賢明です。
初心者におすすめのウェットスーツブランド

初心者が選びやすい主要ブランドを紹介します。世界的な知名度を持つ「Ripcurl」「Quiksilver/ROXY」「BILLABONG」の3ブランドは品質・サポート体制ともに安心感があります。
- RIPCURL(リップカール):1969年オーストラリア設立。初心者向け「Dawn Patrol」シリーズはリーズナブルで保温性・動きやすさのバランスが良好。
- Quiksilver/ROXY(クイックシルバー/ロキシー):同じく1969年設立。「Syncro」シリーズはストレッチ性に優れ動きやすい。ROXYは女性向けラインとして人気。
- BILLABONG(ビラボン):1973年設立。「Absolute」シリーズはコストパフォーマンスが高く初心者に選ばれやすい。
- FELLOW(フェロー):日本ブランド。日本人体型に合わせた設計でオンライン直販によりコスパが良く、国内で人気が高い。
- Patagonia(パタゴニア):リサイクルポリエステルを使用したサステナブルな製品。「R1」シリーズは保温性と伸縮性に優れ環境意識の高いサーファーに人気。
Beach Access(ビーチアクセス)のウェットスーツ

Beach Accessは石灰石を原料とする高機能ネオプレン(Yamamoto製ラバー)を採用した日本製ウェットスーツを展開しています。環境負荷の低減と高い伸縮性を両立しており、パーツ接合部のすくい縫い(ブラインドステッチ)により浸水を最小限に抑えた設計です。
Beach Access ウェットスーツ ラインナップ
- メンズ 3mmフルジャージ バックジップ ¥44,800:春〜秋対応。ブラインドステッチで浸水を最小限に抑えた高保温モデル。
- メンズ 2mmタッパー フロントジップ ¥24,800:夏場や温かい時期に最適。フロントジップで着脱しやすい。
自宅での試着が可能で、サイズが合わなければ返品対応(返送手数料500円)。営業日午前中の注文は当日出荷されます。初心者でもサイズ選びに失敗しにくい購買体験が整っています。
サイズ選びと着方のコツ

初心者は既製サイズから始めるのがおすすめです。各メーカーのサイズチャートを活用し、身長・体重・胸囲を基準に選びましょう。ぴったりフィットしているものが正解で、きつすぎると動きが制限され、ゆるすぎると冷たい水が入り込んで保温性が低下します。
着る際は以下のポイントを意識してください。
- 爪を短く切り、アクセサリーを外す
- 裏返しを直し、足元から順番に着ていく
- 腕を通すときは素材を強く引っ張らない
- 首元はゆっくり丁寧に通す
- ファスナーを閉める際は素材を挟まないよう注意
- 着用後は腕や足を動かしてフィット感を確認
オーダーメイドはよりぴったりしたフィット感が得られますが価格が高く納期もかかります。まずは既製サイズで経験を積み、ステップアップの段階で検討しましょう。
予算別おすすめウェットスーツまとめ
- 1万円以下:サーフィン用として品質が不十分なものが多いため非推奨
- 1万〜3万円:FELLOWなど日本ブランドのコスパモデルが狙い目
- 3万〜5万円:Beach Access・Ripcurl・BILLABONGの既製サイズ。春〜秋のフルスーツに最適
- 5万円以上:セミドライや高品質オーダー品。冬のサーフィンを本格的に楽しみたい方向け
ウェットスーツのお手入れと長持ちさせるコツ

適切なお手入れを続けることで、ウェットスーツは何シーズンも長く使えます。逆に間違った洗い方を続けると、素材の伸縮機能が失われ保温性が急激に落ちてしまいます。以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。
使用後の洗い方
サーフィン後はできるだけ早めに40度程度のぬるま湯または真水で、ウェットスーツ専用洗剤を使って手洗いしてください。
⚠️ 以下は必ず避けてください
- 洗濯機・乾燥機・脱水機の使用:生地とステッチを傷める原因になります
- 45度以上のお湯:接着に使われている水性ボンドが溶けて剥離します(40度程度のぬるま湯はOK)
- シャンプー・トリートメント・柔軟剤:ウェットスーツが一時的に柔らかくなったように感じますが、これは伸縮機能が失われているサインです。繰り返すと保温性・フィット感が著しく低下します
- ワックス汚れに普通の洗剤を使う:ワックス落としには必ずウェットスーツ専用のリムーバーを使用してください
乾燥・保管の方法
洗い終わったら、タオルで軽く水気を拭き取り陰干ししてください。直射日光に長時間当てるとネオプレン素材が急速に劣化します。
乾燥後はウェットスーツ用ハンガーに吊るし、直射日光・高温多湿を避けた通気性の良い場所で保管しましょう。湿ったまま放置するとカビや臭いの原因になります。
修理について
小さな傷やほつれはウェットスーツ専用の修理キットで自己修理できます。ジッパーの動きが悪くなってきたらウェットスーツ用ワックスを塗ると改善します。大きなダメージは専門業者への依頼が確実です。
よくある質問
Q:ウェットスーツのサイズが合っているか、どう判断すればいいですか?
A:着用した状態で腕を上げたり、しゃがんだりして確認してください。動きに制限がなく生地が体にフィットしていれば適正サイズです。きつすぎると血行が悪くなり、ゆるすぎると冷水が入り込んで保温性が下がります。
Q:男性用と女性用の違いは何ですか?
A:体型に合わせた設計が異なります。女性用はヒップと胸部にゆとりを持たせ、ウエストをシェイプした形状です。男女それぞれ用のサイズチャートで選ぶことが大切です。
Q:生地の厚さはどう選べばいいですか?
A:水温と季節に合わせて選びます。春夏は3mm前後、秋冬は5mm以上が目安です。厚くなるほど保温性は上がりますが動きにくくなるため、使用シーズンを明確にして選びましょう。
Q:洗濯機で洗えますか?
A:洗濯機・乾燥機・脱水機の使用はNGです。生地とステッチを傷め、素材の寿命を大幅に縮めます。必ず手洗いしてください。また、シャンプーや柔軟剤も使用禁止です。一時的に柔らかくなったように感じても、それはウェットスーツの伸縮機能が失われているサインです。
Q:何度のお湯で洗えばいいですか?
A:40度程度のぬるま湯が目安です。45度以上のお湯は、接着に使われている水性ボンドが溶けて剥離する原因になるため避けてください。
Q:ウェットスーツについたワックスはどう落とせばいいですか?
A:ウェットスーツ専用のリムーバーを使用してください。一般的な油汚れ用洗剤や溶剤はネオプレン素材を傷めるため使用しないでください。
Q:ウェットスーツの保管で注意すべき点は?
A:完全に乾燥させてから、直射日光・高温多湿を避けた通気性の良い場所で保管してください。厚めのハンガーに吊るすと型崩れしにくく、長持ちします。湿ったまま保管するとカビや臭いの原因になります。
まとめ
ウェットスーツ選びで押さえるべきポイントは、素材・タイプ・サイズ・価格の4つです。初心者はジャージ素材のフルスーツまたはシーガルから始め、サーフィンをする季節や地域の水温に合わせて選びましょう。試着できる環境を使ってフィット感を確かめることが、失敗を防ぐ最大のコツです。
購入後は正しいお手入れを続けることも大切です。洗濯機・乾燥機・脱水機はNG、柔軟剤もNG、お湯の温度は40度程度まで。これを守るだけで、ウェットスーツは格段に長持ちします。まずは予算に合ったエントリーモデルを選び、サーフィンに慣れてきた段階でステップアップを検討してください。
サーフボード選びに迷っている方は、初心者向けサーフボード完全ガイドもあわせてご覧ください。
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記事を書いた人
Beach Access 編集部
国内外のサーフィンインフルエンサーと連携し、最新のトレンドや技術を追求。ソフトボードの設計・製造に携わる専門家を含む多様なメンバーで構成されています。
監修者
ヒガシーサー
サーフィン歴20年、日本最大級のオンラインサーフィンスクールのアンバサダー。SNS総フォロワーは65,000人以上。
