【初心者向け】サーフボードの選び方とおすすめモデル8選!
サーフィンを始めたいと考えているあなた!自分に合うサーフボードを選んでいますか?
サーフボード選びは、サーフィンを楽しむための最初の関門です。しかし、種類が豊富で、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。
そこでこの記事では、サーフィン初心者の方向けに、サーフボードの選び方とおすすめモデル8選をご紹介します。
この記事を読めば、あなたにぴったりのサーフボードを見つけて、サーフィンデビューを成功させることができます。
1. マイサーフボードを手に入れるメリット・デメリット
マイサーフボードを手に入れると、サーフィンの上達とモチベーション向上に繋がります。
しかし、サーフボードは1本1本が高額で、なかなか簡単に手を出せるような道具ではありません。自分に適したサーフボードを選ばないと心理的ダメージも大きくなります。
1.1 マイサーフボードのメリット
- 自分に適したサーフボードを選べる
- サーフィンの上達速度が速くなる
- サーフィンの楽しみ方が広がる
1.2 マイサーフボードのデメリット
- 初期費用がかかる
- 保管場所が必要
- メンテナンスが必要
2. 初心者におすすめのサーフボードとは?
マイサーフボードを手に入れることで、サーフィンに対するモチベーションが上がり、サーフィンの上達速度も速くなります。
しかし、多くの初心者さんが自分に向いていないサーフボードを選んでしまっています。
その結果、なかなか波キャッチができなかったり、上達に時間がかかったりして、サーフィンの悩みを必要以上に大きくしています。
ここでは、初心者におすすめのサーフボードについてポイントを絞って解説します。
2.1 波キャッチが速いサーフボードを選ぼう
最も初心者に適しているサーフボードは、波キャッチがしやすいサーフボードです。
サーフィンは波をキャッチして、波の力を利用して楽しむスポーツです。そのため波をキャッチできるかが重要なポイントになります。
サーフィン初心者のうちはまだ、波キャッチのためのパドリング力が弱いため、うまく波キャッチをすることができません。
初心者向けサーフボードの多くは、初心者のパドリング力をカバーできるように設計されているので、パドリングが弱くても簡単に波キャッチができます。
2.2 安全であること
サーフィン初心者に最も適しているサーフボードは、サーフィンを安全に楽しむことができるサーフボードです。
初心者に関わらず、サーフボードは安全に楽しめる道具を選ぶことが大切です。
筆者も経験ありますが、初心者のうちは必ずサーフボードをぶつけたり、クラッシュしたりして、怪我をしたり、サーフボードを壊したりします。
サーフィンは海で行うスポーツのため、陸上と比べてコントロールできない要素が増えます。例えば海の流れや波の大きさなどは、自然環境によって決まります。
なのでなるべく安全に楽しめるサーフボードを選ぶことが重要です。
2.3 コストパフォーマンスが高いこと
サーフィン初心者が選ぶべきは「価格の割に性能が優れているコスパの良いサーフボード」です。
サーフィン初心者のうちは、まだ自分に適したサーフボード、自分に適したサーフィンスタイルが分からないのでコストパフォーマンスが高いサーフボードを選ぶようにしてください。
特に海外ブランドやオーダーサーフボードは1本1本が10万円〜30万円と高価なため、一般サーファーが簡単に買い換えることはむずかしいでしょう。
なるべくコスパの高いサーフボードを選び、スキルや目的に合わせてステップアップしていくことが上達の近道になります。
3. サーフボードの正しい選び方
サーフボードに正しい選び方はありませんが、失敗しないためのコツはいくつかあります。
多くの場合、サーフボードはブランドやスペック、誰かが乗っているモデルを選ぶ。
このように他人軸でサーフボードを選ぶことが多いです。
その方法も悪くはありませんが、他人軸でサーフボードを選んでいるため、自分に適したサーフボードと出会えるかは運次第になりがちです。
サーフボードはまず「自分にとってどうなのか?」を考えて選ぶことが最初の一歩です。
ここではサーフィン歴20年、サーフボードブランドに勤務している筆者の経験を基にサーフボードの失敗しない選び方について解説します。
3.1 自分のサーフィンの目的に合わせよう
あなたのサーフィンの目的は何ですか?
競技に出場して勝ち負けを競うことですか?それともサーフィンを楽しむことですか?
こうした質問を自分に投げかけるだけで、サーフボード選びの8割は成功したと言えます。
自分自身がサーフィンを始める目的をちゃんと知っておく。
その上で選ぶとサーフボード選びで失敗することは少なくなります。
3.2 自分のサーフィンのレベルに合わせよう
自分のサーフィンレベルに合わせてボードを選ぶことはとても重要です。
よくある失敗例が「誰かが乗っているモデル」や「誰かがマジックボードと言っている」ことを参考にして選ぶことです。
こうした選び方は他人のサーフィンレベルに合わせているので、あなたに適したサーフボードに出会う確率は低くなります。
自分のサーフィンレベルを把握して、レベルに適したサーフボードを選ぶようにしましょう。
3.3 口コミや評判の良さを参考にしよう
現代はSNSの口コミやレビューでユーザーの本音の声を参考できます。
例えば Amazon レビューや、公式ストアのレビューはリアルな体験に基づいたコメントなので、サーフボード選びに役立ちます。
3.4 分からないことを質問できるショップで買うこと
初心者の方に限らず、経験者の方でもサーフボード選びでよくある失敗例があります。
それは、イメージやフィーリングのみで選んでしまうこと。
現代ではサーフボードでもネットで購入できることが多いですが、分からないことや気になることを気軽に質問できないショップは避けた方が良いでしょう。
筆者は初心者の頃にサーフショップで、あまり良くない対応をされたことが原因で、15年前からオンラインでサーフボードを買うようになりました。
最近ではオンラインでも質問に応えてくれるショップも増えているので、ぜひそのような相談できるサービスはどんどん活用してください。
4. サーフボードの種類
サーフボードの種類は経験者でも分からないほど豊富です。この記事では、なるべく分かりやすくサーフボードの種類と選び方について解説します。
4.1 サーフボードの大まかな種類
ショートボード:主に5'0"〜6'4"前後の短いサーフボードをショートボードと呼びます。競技者が好んで使うことが多いタイプです。非常にコントロール性能が高く、アクションを重視するサーファーが選ぶことが多いです。浮力が小さく、波キャッチが難しいため、初心者の方には適していません。
ミッドレングス:主に6'6"〜8'0"のサーフボードのことをミッドレングスと呼びます。ショートのようにコントロール性能はショートボードほど高くありませんが、ほどほどにコントロールができて、波キャッチも容易なため初心者の方にとっても、適したサーフボードのジャンルです。
ロングボード:主に9'0"〜のサーフボードをロングボードと呼びます。ロングボードは波キャッチ性能が非常に高いのが特徴です。ただし初心者の方にとってはコントロールがむずかしいことも多く、持ち運びにも注意が必要です。
4.2 サーフボードの素材の違い
サーフボードには様々な素材がありますが、ここでは大きく2つに分類して解説します。
ハードボード:一般的なサーフボードとして認知されているのが、このハードボードになります。表面がツルツルっとしている硬質な素材で仕上げているサーフボードです。
ソフトボード:表面が柔らかい素材で覆われているサーフボードのことです。ぶつけても壊れにくく、怪我のリスクを低減してくれるタイプです。
参考記事:ハードボードとソフトボードの違いを解説
4.3 フィンセッティング
サーフボードには「フィン」と呼ばれる道具があります。サーフボードのボトム面に取り付けるアイテムですが、このフィンがあるおかげでサーフボードはターンが簡単にできます。
魚の胸ビレや尾ビレのように大切な役割があります。
フィンの形や数もそれぞれありますが、そのサーフボードの設計に合わせて作られているので、初心者のうちはサーフボードに適したフィンを選ベば良いでしょう。
4.4 ボリュームについて
サーフボードには「リットル/L」と表記されているボリュームというものがあります。
このボリュームを参考値にして体重やスキルレベルに合わせてサーフボードを選ぶことが一般的とされています。
しかし、ボリュームはあくまでもサーフボードの容量を表示しているだけで、サーフボードの設計、素材の違いで乗り味は大きく変わります。
近年では「ボリュームでサーフボードを判断しない」ことが一般的にありつつあります。
参考:サーフィン初心者は適正浮力無視でサーフボードを選んだ方がいい理由
4.5 マジックボードは存在しない
サーフィンの調子が良いサーフボードは「マジックボード」と呼ばれることがあります。
しかしサーフィンは、その人の身体能力、スキルレベル、波質、サーフィンの目的によってスタイルが十人十色です。
誰かにとってのマジックボードが、あなたにとってもマジックボードになるとは限りません。
他人がオススメするマジックボードに惑わされずに、自分軸で自分に適したサーフボードを選ぶことを大切にしましょう。
5. 初心者 おすすめ サーフボード 8選
ここまででサーフボードの選び方について解説してきましたが、「で、どれを選べばいいの」って思いますよね。
それは正しい反応です。
ということで、ここからようやくサーフィン初心者の方にオススメのサーフボード8選をまとめていきます。
5.1 初心者にオススメのショートボード
サーフィン初心者がショートボードを選ぶと失敗する!とよく言われていますが、半分事実で半分は間違っています。
サーフィン初心者でもモチベーションが高まるならば、ショートボードで始めてもいいんです。
ただし、競技者や上級者が使うようなショートボードはは避けるようにしましょう。浮力も小さいため難易度が極端に上がります。
オススメは初心者向けに設計されているサーフボードを選ぶことです。
6'0" ショートエッグ ワックスフリー
普段、パフォーマンスボードに乗ってるヒトでも扱いやすい長さとボリュームで、リラックスし、波の小さい日にワクワクできるようなソフトボード。またサーフィン初心者のショートボードへのステップアップの練習用にも最適です。
フィンをシングルフィン+サイドフィンにしたのは、フィンのセッティングでサーフボードの乗り味が変わることを実感してもらうため。サーフィンはもっとリラックスして楽しんでもいいそんなコンセプトでデザインしたソフトボードです。
6'4" 42L ミッドレングス ワックスフリー
経験のあるサーファーにも楽しい、6'4"/42Lのソフトボード、ワックスフリータイプ。
ミッドレングスに分類されていますが、ショートボードの延長として乗ることができるソフトボードです。
ソフトボードならではのテイクオフの早さに加えて、EPSボードを柔らかいフォーム素材で包んだソフトトップサーフボードだからターン性能も高く、軽快な動きを楽しむことができます。
ショートボーダーの小波用セカンドボードに、ロングボーダーが短めボードで軽快な動きを楽しみたい時に最適です。
5.2 初心者にオススメのミッドレングス
ミッドレングスはショートでもロングでもないサーフボードのジャンルです。ここでは初心者にオススメのミッドレングスサーフボードを紹介します。
ソフトボード 7’0” 48L ミッドレングス ワックスフリー
小さな波から大きな波まで楽しめる、オールラウンドな7'0"/48Lのミッドレングス・ソフトボード、ワックスフリータイプ。
EPSボードを柔らかいフォーム素材で包んだソフトトップサーフボードはソフトボードとハードボードのいい面を合わせ持ちます。
強い浮力がもたらすテイクオフの早さと同時に、テール幅を絞ることでソフトボードとは思えないような高いターン性能を両立しました。
自分のスキルが上がったと思ってしまうような、楽しいボードです。
ソフトボード 7’2” 56L ミッドレングス ワックスフリー
安全性と波のつかまえやすさを重視した、7'2"/56Lのミッドレングスサイズのソフトボード、ワックスフリータイプ。
より早く・楽にテイクオフすることを重視し、これからサーフィンを始めようとしている/始めたばかりのサーファーも、多くの波に乗ることができる幅広テール、そして安全性を重視したソフトフィンを採用。怪我のリスクを抑えて、安心してサーフィンを楽しむことができます。
サーフィン初心向けの入門用ボードとしても、経験者の小波用としても幅広く使える、サーフィンをより楽しくしてくれるサーフボードです。
ソフトボード 7’6” 52L クアッド ミッドレングス ワックスフリー
小さな波にも対応できるソフトボードが欲しいけど、持ち運びを考えると長すぎるサーフボードは嫌だという方のための、長さ7'6"のミッドレングス・ソフトボード。
クアッドフィンならではの加速性能とターン性能が、小さな波の日でも失速せずにスムーズなターンを楽しめます。小さな波でも気持ちのいいターンをしたいとお考えの方にオススメのモデルです。
5.3 ミニロング・ファンボード
ミニロング・ファンボードは初心者にとって最もオススメの種類です。波キャッチが容易で、波に乗る回数も多くなります。
サーフィンスクールでもよく使用されているのが8'0"前後のミニロングタイプが多いです。
ソフトボード 8’0” 73L ミニロング ワックスフリー
経験のあるサーファーにも楽しい、8'0"/73Lのロングボード(ミニロング)サイズのソフトボード、ワックスフリータイプ。
EPSボードを柔らかいフォーム素材で包んだソフトトップサーフボードで、73Lのボリュームと約8kgの重さがもたらすソフトボードとは思えないスピード感と安定感を体感してください。
重いロングボードの操作に慣れた方がソフトボードで気軽にサーフィンしたい時にオススメです。
ソフトボード 8’0” 66L ミニロング ワックスフリー
安全性と波の捕まえやすさを重視した、8'0"/66Lのロングボードサイズのソフトボード、ワックスフリータイプ。
より早く・楽にテイクオフすることを重視し、これからサーフィンを始めようとしている/始めたばかりのサーファーも、多くの波に乗ることができる幅広テール、そして安全性を重視したソフトフィンを採用。怪我のリスクを抑えて、安心してサーフィンを楽しむことができます。
サーフィン初心向けの入門用ボードとしても、経験者の小波用としても幅広く使える、サーフィンをより楽しくしてくれるサーフボードです!
5.4 初心者にオススメのロングボード
ロングボードは波が小さい地域で使うのに適しています。
ソフトボード 9’0” 74L ロングボード ノーズライダー ワックスフリー
経験のあるサーファーにも楽しい、9'0"/74Lのロングボードサイズのソフトボード、ワックスフリータイプ。
EPSボードを柔らかいフォーム素材で包んだソフトトップサーフボードで、74Lのボリュームと約8kgの重さがもたらすソフトボードとは思えないスピード感と安定感を体感してください。ノーズコンケーブの入ったノーズライダーロングボードをソフトボードで実現しました。
重いロングボードの操作に慣れた方がソフトボードで気軽にサーフィンしたい時にオススメです。
6. サーフボード以外に必要な道具
自分のお気に入りのサーフボードが見つかったら、サーフボード以外の必要な道具も揃えていきましょう。
6.1 フィン
サーフボードはフィンの取り付けができます。Beach Accessのソフトボードはそれぞれのボードに最適なフィンが付属しているので、別途揃える必要はありません。
6.2 リーシュコード
サーフボードが流されないようにサーファーの足と紐で繋ぐ「リーシュコード」という道具もサーフィンには必要です。
Beach Access のリーシュコードは一般サーファーにとって最適な太さ、軽さ、使いやすさを追求して作られています。
7. まとめ
サーフボード選びは複雑で、多くの初心者、経験者が自分に最適なサーフボードを見つけることができずに困っています。
本記事で紹介したことを実践すれば、サーフボード選びで失敗しにくくなるでしょう。
その上であなたに最適なサーフボードに出会いたい場合は、アドバイスがもらえるショップを利用してください。
Beach Access では公式チャットを利用して、サーフボード選びの相談ができます。ぜひサーフボード選びに悩んでいる場合は、気軽にチャットでご質問ください。
7.1 記事を書いたヒト
8. 関連記事
- ソフトボードの選び方完全ガイド スポンジボードってなに?ソフトトップとは?
- ロングボードは簡単だと思っている初心者に知って欲しいこと
- ソフトボードの取り扱い、メンテナンスの仕方
- ミッドレングスが人気の理由
- コストコ サーフボードって実際どう?(2021年モデル) ソフトボードメーカーが解説するメリット・デメリット
- なぜソフトボードはサーフィン初心者にオススメなのか?科学的な根拠で解説
- ダサいと思われないソフトボードの選び方
- ソフトボードのメリット・デメリット
- ソフトボードとハードボード(一般的なサーフボード)の違いをわかりやすく解説
- ソフトボードの寿命は?長持ちさせるコツも紹介
- サーフィンバケツの選び方・使い方の完全ガイド
- サーフィン初心者は絶対見て!リーシュコードの選び方と正しい付け方の解説
- フィン選びで変わるサーフィンの楽しみ方(ロングボード ミッドレングス編)