ソフトボードとハードボード(一般的なサーフボード)の違いをわかりやすく解説
サーフィンを始めたい! と意気込んでショップに行ったものの、「ソフトボード」 と 「ハードボード」 の違いに迷ってしまったことはありませんか?
一般的なサーフボードはハードボードのことを指していますが、現代のサーフボードは進化しており、ソフトボードでサーフィンを楽しむことも当たり前になっています。
その結果、サーフィン経験者であっても
「どちらを選べばいいかわからない…」 「それぞれの特徴を知りたい…」 「自分に合ったボードを選びたい…」
とサーフボード選びの悩みが増えてしまいました。
本記事では ソフトボードとハードボードの違い をわかりやすく解説します。この記事を読めば、あなたに ぴったりなサーフボード を選ぶことができます。
1. ソフトボードとハードボードの特徴の違い
一般的に認知されているソフトボードとは、外側が柔らかいスポンジフォームで覆われているサーフボードのことです。
一方ハードボードは、一般的にイメージされているサーフボードのことを指すことがほとんどです。ハードボードは表面が硬い素材で覆われており、見た目もツルツルとしているのが特徴です。
この記事ではソフトボードとの違いを分かりやすくするため、ソフトボードとハードボードに分けて解説しています。
1.1. 素材の違い
サーフボードの素材は、大きく ソフトボード と ハードボード で異なります。それぞれの素材の特徴を詳しく比較し、あなたに合った素材を選びましょう。
ソフトボードは フォームやスポンジ、樹脂 など柔らかい素材で作られています。一方、ハードボードは ポリウレタン、エポキシ樹脂 など硬い素材で作られています。
1.1.1. ソフトボード
素材:発泡ポリエチレン (EPE)、エチレン酢酸ビニル (EVA)、樹脂など
特徴:
- 柔らかい: 衝撃吸収性に優れ、安全性が高い
- 軽量: 持ち運びやパドリングが楽
- 加工しやすい: 様々な形状やデザインが可能
- 比較的安価: 初心者にも手が届きやすい
参考記事:ソフトボードの選び方完全ガイド スポンジボードってなに?ソフトトップとは?
1.1.2. ハードボード
素材:ポリウレタン、エポキシ樹脂、木材など
特徴:
- 硬い: ターン性能やスピード性に優れている
- 耐久性が高い: 長持ちする
- 軽量化・高性能化が進んでいる: 最新技術で進化し続ける
- デザインの選択肢が豊富: 自分好みのボードを見つけられる
1.2. 重量の違い
ソフトボードはハードボードよりも 軽量 です。そのため、持ち運びやパドリングが楽になります。
1.3. 浮力の違い
ソフトボードはハードボードよりも 浮力 が高く、波をキャッチしやすいモデルが多いです。
1.4. ターン性能の違い
一般的にはハードボードはソフトボードよりも ターン性能 が優れており、自由度の高いサーフィンを楽しめます。
1.5. 耐久性と安全性
ハードボードはソフトボードよりもぶつけたりクラッシュした時に割れやすいです。一方、ソフトボードはぶつけても壊れにくく、安全性が高いので初心者でも安心して使用できます。
1.6. 価格の違い
ソフトボードはハードボードよりも 価格 が安価です。ハードボードはソフトボードよりも価格が高価になります。
2. あなたに合ったサーフボードを見つけよう
2.1. サーフィン経験・スキルによる選び方
- 初心者: 安全性を重視するなら ソフトボード がおすすめです。ファンボードや浮力が高いモデルがオススメです。
- 中級者: 自分のサーフィンスタイルに合わせてソフトボードもハードボードも楽しみましょう。ミッドレングスのソフトボードが一本あれば小波でも楽しみます。
- 上級者: 自分のサーフィンスタイルに合わせてソフトボードもハードボードも楽しみましょう。サーフィンの幅を広げるためにもいろんな素材や形のサーフボードを楽しむことがオススメです。
2.2. 体格による選び方
体格が大きい人は、浮力のある ロングボード や ファンボード がおすすめです。
2.3. サーフィンスタイルによる選び方
- スピード重視: ショートボード
- ターン重視: ファンボード
- 波乗りを楽しむ: ロングボード
ソフトボードもハードボードも素材こそ違いますが、それぞれサーフボードのデザインによって目的が変わります。
ショートボードタイプのソフトボードもあれば、ロングボードタイプのソフトボードもあります。
シリアスな波ではハードボードに乗ることが一般的ですが、世界で最も凶暴な波で知られているハワイのパイプラインでは、ソフトボードでパイプラインの波を乗りこなすエキスパートもいます。
大事なポイントは素材ではなく、自分の楽しみ方でサーフボード素材の違いを楽しむことです。
参考記事:サーフィン初心者必見!波の特徴別サーフボードの選び方
3. まとめ:自分にぴったりのボードでサーフィンを楽しもう!
ソフトボードとハードボードにはそれぞれ異なる特徴があります。
自分のサーフィン経験、スキル、体格、サーフィンスタイル を考慮して、自分に ぴったりなサーフボード を選びましょう。
自分に合ったボードでサーフィンを楽しめば、より充実したサーフィンライフを送ることができるでしょう。
4. 関連記事
- ソフトボードの選び方完全ガイド スポンジボードってなに?ソフトトップとは?
- ソフトボードおすすめ5選!初心者も安心の選び方
- サーフィン初心者必見!波の特徴別サーフボードの選び方
- サーフィン初心者必見!テイクオフがはやいサーフボードを見極める方法
- サーフィン初心者は適正浮力無視でサーフボードを選んだほうがいい理由
- ソフトボードの取り扱い、メンテナンスの仕方
- ミッドレングスが人気の理由
- コストコ サーフボードって実際どう?(2021年モデル) ソフトボードメーカーが解説するメリット・デメリット
- ソフトボードのサイズ別選び方
- ソフトボードのメリット・デメリット
- サーフィン初心者必見!サーフボードのロッカーを理解する
- ダサいと思われないソフトボードの選び方
- サーフィン初心者にソフトボードをオススメする科学的な根拠5つ