サーフィンを始めたい! と意気込んでショップに行ったものの、「ソフトボード」 と 「ハードボード」 の違いに迷ってしまったことはありませんか?

一般的なサーフボードはハードボードのことを指していますが、現代のサーフボードは進化しており、ソフトボードでサーフィンを楽しむことも当たり前になっています。

その結果、サーフィン経験者であっても

「どちらを選べばいいかわからない…」 「それぞれの特徴を知りたい…」 「自分に合ったボードを選びたい…」

とサーフボード選びの悩みが増えてしまいました。

本記事では ソフトボードとハードボードの違い をわかりやすく解説します。この記事を読めば、あなたに ぴったりなサーフボード を選ぶことができます。 

この記事を書いたヒト:ヒガシーサー(@higashisacom)サーフィン歴20年以上の中級者。ブログ発信歴15年以上(関連書籍4冊)の知識を活かしサーフィン科学的メソッドを一般サーファー向けに分かりやすく解説することが専門。Instagram フォロワー数 34,000人、YouTube チャンネル登録者数 16,000人、2023年にBeach AccessにJoin。

 

1. ソフトボードとハードボードの特徴の違い

ソフトボードとハードボードの違い

一般的に認知されているソフトボードとは、外側が柔らかいスポンジフォームで覆われているサーフボードのことです。

一方ハードボードは、一般的にイメージされているサーフボードのことを指すことがほとんどです。ハードボードは表面が硬い素材で覆われており、見た目もツルツルとしているのが特徴です。

この記事ではソフトボードとの違いを分かりやすくするため、ソフトボードとハードボードに分けて解説しています。

1.1. 素材の違い

サーフボードの素材は、大きく ソフトボード と ハードボード で異なります。それぞれの素材の特徴を詳しく比較し、あなたに合った素材を選びましょう。

ソフトボードは フォームやスポンジ、樹脂 など柔らかい素材で作られています。一方、ハードボードは ポリウレタン、エポキシ樹脂 など硬い素材で作られています。

1.1.1. ソフトボード

素材:発泡ポリエチレン (EPE)、エチレン酢酸ビニル (EVA)、樹脂など

特徴:

  • 柔らかい: 衝撃吸収性に優れ、安全性が高い
  • 軽量: 持ち運びやパドリングが楽
  • 加工しやすい: 様々な形状やデザインが可能
  • 比較的安価: 初心者にも手が届きやすい

参考記事:ソフトボードの選び方完全ガイド スポンジボードってなに?ソフトトップとは?

1.1.2. ハードボード

素材:ポリウレタン、エポキシ樹脂、木材など

特徴:

  • 硬い: ターン性能やスピード性に優れている
  • 耐久性が高い: 長持ちする
  • 軽量化・高性能化が進んでいる: 最新技術で進化し続ける
  • デザインの選択肢が豊富: 自分好みのボードを見つけられる

1.2. 重量の違い

ソフトボードはハードボードよりも 軽量 です。そのため、持ち運びやパドリングが楽になります。

1.3. 浮力の違い

ソフトボードはハードボードよりも 浮力 が高く、波をキャッチしやすいモデルが多いです。

1.4. ターン性能の違い

一般的にはハードボードはソフトボードよりも ターン性能 が優れており、自由度の高いサーフィンを楽しめます。

1.5. 耐久性と安全性

ハードボードはソフトボードよりもぶつけたりクラッシュした時に割れやすいです。一方、ソフトボードはぶつけても壊れにくく、安全性が高いので初心者でも安心して使用できます。

1.6. 価格の違い

ソフトボードはハードボードよりも 価格 が安価です。ハードボードはソフトボードよりも価格が高価になります。

2. あなたに合ったサーフボードを見つけよう

ソフトボードとハードボードの違い

2.1. サーフィン経験・スキルによる選び方

  • 初心者: 安全性を重視するなら ソフトボード がおすすめです。ファンボードや浮力が高いモデルがオススメです。
  • 中級者: 自分のサーフィンスタイルに合わせてソフトボードもハードボードも楽しみましょう。ミッドレングスのソフトボードが一本あれば小波でも楽しみます。
  • 上級者: 自分のサーフィンスタイルに合わせてソフトボードもハードボードも楽しみましょう。サーフィンの幅を広げるためにもいろんな素材や形のサーフボードを楽しむことがオススメです。

参考記事:ソフトボードおすすめ5選!初心者も安心の選び方

2.2. 体格による選び方

体格が大きい人は、浮力のある ロングボード  ファンボード がおすすめです。

2.3. サーフィンスタイルによる選び方

  • スピード重視: ショートボード
  • ターン重視: ファンボード
  • 波乗りを楽しむ: ロングボード

ソフトボードもハードボードも素材こそ違いますが、それぞれサーフボードのデザインによって目的が変わります。

ショートボードタイプのソフトボードもあれば、ロングボードタイプのソフトボードもあります。

シリアスな波ではハードボードに乗ることが一般的ですが、世界で最も凶暴な波で知られているハワイのパイプラインでは、ソフトボードでパイプラインの波を乗りこなすエキスパートもいます。

大事なポイントは素材ではなく、自分の楽しみ方でサーフボード素材の違いを楽しむことです。

参考記事:サーフィン初心者必見!波の特徴別サーフボードの選び方

3. まとめ:自分にぴったりのボードでサーフィンを楽しもう!

ソフトボードとハードボードの違い

ソフトボードとハードボードにはそれぞれ異なる特徴があります。

自分のサーフィン経験、スキル、体格、サーフィンスタイル を考慮して、自分に ぴったりなサーフボード を選びましょう。

自分に合ったボードでサーフィンを楽しめば、より充実したサーフィンライフを送ることができるでしょう。

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