サーフィン バックサイドに失敗しないコツはアレをするだけ!
こんにちは、ビーチアクセス編集部です。サーフィンのバックサイドって難しいですよね。背中側に進むため、視野も狭くなり、体を開くことも難しいため、サーフィン経験者でも失敗することが多いです。
そこで本記事では「サーフィンのバックサイドで失敗しないコツ」をまとめていきます。
むずかしいテクニックや理論は必要ありません。たった一つのあることだけを実践すればバックサイドは成功します。
本記事を読むことでバックサイドの苦手意識を小さくできるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1.サーフィンのバックサイドが難しい理由
サーフィンのバックサイドがむずかしい理由は「後ろ向きに進んでいく」からです。
もっと簡単に言えば「見えない」からなんですよね。
レギュラーフッターであれば、左手側に進んでいくのがバックサイド。グーフィーフッターであれば右手側に進んでいくのがバックサイドです。
この時、姿勢としては背中側に進んでいくことから「バックサイド」と呼ばれています。
例えば車の運転でも、バック走行するのってむずかしいですよね。あれは後ろ向きだと視野が狭くなり、周りがよく見えないから難しいのです。
歩く時も同じですね。前向きに歩くよりも後ろ向きに歩く方がむずかしいですよね。
それも「見えない」ことが大きな理由になって難しくなっています。そして、サーフィンのバックサイドでも同じことが起こっています。
サーフィンのバックサイドが難しい具体的な理由
- 背中側に進む
- 視野が狭い
- 体が開かない
サーフィンのバックサイドが難しい具体的な理由は、波に対してカラダの背中側の進行方向に進んでいくためです。
また背中側に進んでいくため、車の運転でバック走行をするような視野でライディングを行います。足はほぼ固定されているため、背中側を見ようとしても限界値があるため視野が狭くなります。
前足と後ろ足の位置は、ほぼ固定という条件のため、バックサイド側にカラダを開くのが難しいためです。
2.サーフィン バックサイドの基本テクニック
サーフィンのバックサイドの基本テクニックは3つしかありません。
- 見る
- 屈伸する
- 捻る
この3つのテクニックを実践すれば、サーフィンのバックサイドで失敗することは無くなります。
バックサイドを見る
多くのサーファーがバックサイドに苦手意識を持ってしまうのは、バックサイドの進行方向を見ていないからです。
例えば自転車に乗るとき、下を向きながら運転をすると怖いですよね。必ず、進行方向を見ながら運転していると思います。
サーフィンも同じように進行方向を見ながら進むことで、心理的な不安が少なくなり苦手意識を持たないでバックサイドのサーフィンができるようになります。
屈伸をする
バックサイドで屈伸ができるようになると、バックサイドは驚くほど簡単になります。
やり方は簡単です。後ろ足の膝を、前足の膝に近づけるように屈伸を行うだけです。
後ろ足の膝が、前足の膝と逆方向に向いている場合は、ガニ股バックサイドになってしまうので気をつけましょう。
カラダを捻る
最後にカラダを捻るです。捻るという表現では分かりにくいですが、私はバックサイドに進む時、後ろの手で進む方向を指差したり、バックサイドの波のトップに向かって、手を上げてハローと挨拶するようにしています。
この動作は非常に効果が高く、周りのサーファーにもオススメしていますが、恥ずかしがってやるヒトは少ないです。
でもやればすぐに効果が出るので、ぜひ隠れてやってみてください。
3.サーフィン バックサイドのコツ
「見る、屈伸する、捻る」の3つはサーフィンの基本動作ですが、サーフィン中に3つも意識するのは難しいですよね。
なので一つだけ覚えておいてください。
サーフィンのバックサイドを成功させるコツは「見る」だけです。
- パドリングで進行方向を見る
- 波を見続けながら立ち上がる
この「見る」を意識して実践すれば、すぐにでもバックサイドは上達します。本当に「見る」だけです。
それ以外のことはやらなくてもいいです。
4.サーフィン バックサイドの正しい姿勢
以下はレギュラーフッターの場合のバックサイドの姿勢です。あくまでもサンプル例としてお考えください。これが唯一の正解というわけではありませんが、正しい姿勢の目的は「見る」ために行うものだと覚えておいておきましょう。
- 目的は「見る」ことだけ
- バックサイドの波にアゴを向ける
- バックサイドに波に胸を向ける
- バックサイドのパワーゾーンに右手で指を差す(グーフィーは逆)
- 骨盤を回転させる
- お尻を引っ込める
- 後ろ足の膝を前足の膝に近づける
上記の項目を一つずつ実践すれば、バックサイドの正しい姿勢が作りやすくなり、「バックサイドの波を見る」ことができるようになります。
また海では反復練習ができないので、サーフスケートなどを使って陸地で練習するのがオススメです。
5.ソフトボードのバックサイドが難しい理由
従来のソフトボードはレールが厚く、テールやノーズの反り(ロッカー)が弱いため、サーフボードを使ってターンすることが難しく、バックサイドはハードボードよりも難易度が高いと感じるでしょう。
レールが厚いため非常に繊細な体重移動を行い、海面に入れるレールコントロールを繊細に行わないとすぐに引っかかって、サーフボードから落ちてしまいます。
レールが厚くてテールとノーズの反りが弱いサーフボードは、総じてバックサイドの難易度が高いです。
6.ソフトボードでバックサイドを成功させるコツ
無理にレールを入れようとせず、バックサイドの進行方向をただ見るだけで大丈夫です。
ただただバックサイドの波を見ているだけで横に走っていけるようになります。嘘のような本当の話なので、ぜひトライしてみてください。
7.バックサイドも進みやすいソフトボードの選び方
バックサイドも進みやすいソフトボードは、レールが薄く、ノーズとテールの反りが設計されているサーフボードです。
Beach Access のソフトボードはレールの厚みを抑えているモデルも販売しており、バックサイドでも引っかかりにくいソフトボードを開発しています。
ソフトボード 6’6” 42L クアッド ミッドレングス ワックスフリー
Beach Access のソフトボードの中でもレールが薄く、ノーズとテールの反りも入っているのが 6’6” 42L クアッド ミッドレングス ワックスフリーのモデルです。
十分なボリュームがありながらも、クアッドフィンのためコントロール性も高いので、バックサイドを見て、バックサイドに進む場合も安定しています。
初心者〜経験者まで楽しめるソフトボードで、バックサイドの引っかかりも少ないサーフボードなのでバックサイドに苦手意識を持っているサーファーにオススメのソフトボードです。
ソフトボード 6’6” 42L クアッド ミッドレングス ワックスフリー
サーフィン バックサイドのコツ まとめ
- 「見る」だけを意識しよう
以上がサーフィンバックサイドで失敗しないコツでした。ぜひ今日から実践してみてください。